一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒜-1.アイヌ民族のセレモニー「こたんまつり」  2018.9.23

2022-09-22 07:00:00 | Ⓐ-アイヌの文化と伝統

 カテゴリー;「⒜アイヌの文化と伝統」のはじめに北海道には先住民族であるアイヌの人たちが16,786人(2013年調べ)住んでおり、旭川を含めた上川振興局に108人(0.6%)いるとのことです(アイヌ人の70.1%は、胆振及び日高振興局に)。以後、アイヌ民族の文化や伝統について紹介していこうと思います。

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 今年もコロナ禍のために中止になりましたが、毎年秋分の日に神居古潭で実施されている「こたんまつり」行った時の様子です。
 このこたんまつりは、アイヌ文化の伝承と神居古潭地区の魅力や特産物のPRなどを目的として企画されています。私が期待していたのは、アイヌ人族の伝統儀式;「カムイノミノウワ式」や古代舞踊などを見学することです。


 手前は、「神居古潭の吊り橋」、遠くの建物が旧神居古潭駅舎です。


 開始が12:00、となっていたので11:40に着きました。只今準備中です。


~伝統儀式「カムイノミイナウ式」~


 厳かな雰囲気の中で、女性が何か飲みものをついでいます


 器を茶道で使う「天目台」のようなものに載せています。


 飲み物の入っている黒漆の入れ物は、懐石で使う「湯桶」に似ています。


 
 その後、長老らしき人がイナウ(木弊)の飾っている前でー。


 次は、若いアイヌの青年たちの出番です。


 この着物も、デザイン、色合いともいい感じです。


 この火のおこし方や木の種類にもしきたりがあることでしょう。


古代舞踊の最後はー


 みんなで輪になってー。外国人も何人か加わっていました。


 観客を含めたこの踊りで、この場所でのセレモニーが終わりです。


次にー


 祈りに使われたイナウを石狩川に捧げます。


 イナウを川に投げ入れると、儀式は終わりです。

アイヌの伝統儀式「カムイノミイナウ式」は、終始厳粛で整然と行われていました。これらを通して、アイヌの人たちの伝統と文化を垣間見ることができました。   


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