一日一トライ~”その記憶の記録”

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1⃣‐6.ルーマニア「ブカレスト編」(2/8)~国民の館 6/10~13

2024-02-04 09:00:00 | 1⃣東欧・中欧一人旅編

 チャウシェクス大統領が造らせたという「国民の館」に着きました。案内書通り、地上8階、地下5階、地下最下層は核シェルターになっていて、部屋数3,107にものぼるという、巨大な建物がドカンと横たわっていました。


 道路を一本挟んだ所から撮った全体像

 この国民の館は、10時から始まり、終了は16:00。館内は個人で見学できなくツアーを組んで回ります。いろいろなコースがあります。10時過ぎに行くと受付の女性がコースと料金、内容などいろいろ説明してくれました。地下室見学を含め一番グレードの高いツアーで回ろうと思っていました。地下室ツアー+テラスツアーは13:50からスタートするので、5分前に来ること。料金は45レイで必ずパスポートを持ってくるように、と。
 
 入場口で日本人らしい3人グループの人たちに声をかけました。「日本人ですか?」、外れることもありますがたいてい当たります。彼らの一人が感動したように話はじめました。というのも、まず日本人と会うことがマレなのです。

  
  ここは正面入り口です。


受付で「レストランのある所まで20分」と教えてもらい、そのレストランでランチタイム。昨日、ブカレストに無事着いた「安着祝い!」を一人で。そして、


見学ツアー開始







 




テラスツアー


テラスに出て周囲を見学









絨毯のデザイン各種





2回目のテラスからの見学



地下室ツアー

 




 未完成のところもー



終了後近くの公園で一休み

日本円で1500憶円を投じて造ったという未完の宮殿。「国民のー」は名ばかりで、チャウシェスク大統領の私欲を満たすためだけのものでした。贅の限りが尽くされた陰で、国民が飢餓を強いられ、遂に革命が起きました。過去の負の遺産も、今となっては観光収入になっているのは複雑な気持ちでした。歴史上でも、現代もこのようなことは多々ある話ですがー。


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