大皿に、ゴスで描いた下絵ができました。
素地は、信楽上を使い型起こししたもので、素焼き温度は750℃です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f5/6d1806853966df3c1178d74a0745bbd9.jpg)
⊞
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d3/6f37dfecd55a48c1816bf1d510933e94.jpg)
ゴスのミニ歴史
14世紀(元時代)、中国の「景徳鎮」で青い文様の「染付」の生産が始まりました。
中国では「青花」と呼び、青色顔料(酸化コバルト)のゴスを用いた磁器の製品です。
中国では、15世紀に入ると染付は次第に普及していきました。
16世紀になると磁器の主流となり、ポルトガルやスペイン等がアジアに進出し、
景徳鎮の染付をヨーロッパにまで大量に運び始めました。
日本の戦国時代には、景徳鎮の染付が高級磁器としてたくさん輸入されました。
そうした染付が磁器の主流の時代に、日本初の磁器として佐賀県有田で誕生しました。
これは、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、連れられて来られた朝鮮の陶工が
有田で焼成に成功した事が始まりです。