一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒲ー8.冬季間にできる「つらら」

2023-02-02 07:00:00 | Ⓝ自然界の現象と災害

 旭川では冬季間、屋根から”つらら”ができることがあります。
  つららは、屋根に積もった雪が建物自身の熱や太陽の輻射熱で
融けて流れ、氷点下の外気に触れて屋根の軒先で凍結
したも
 の。自然界では、滝などの水が凍ってできる場合もあります。

つららを観察すると、やや不規則ですが、波打ってできた
”こぶ”が表面にあります。どうしてこぶ状になるのでし
ょうか。つららの成長の仕方にヒントがありそうです。



(1) つららが太くなっていくのはー


体育館内の暖房で屋根の雪が融けてできたもの

❶ 屋根から水滴が落ちてくると、外気が氷点下以下であれば、
 器の水が氷るように、外側から膜を張るように凍ります。

❷ そして内側に向かって結晶化し、最後に中心が固まります。
❸ さらに、連続的につららの表面に屋根から水が流れ落ちてく
ると、外側に向かって氷の結晶が成長して太くなります。

なお、つららの成長や形状には、水の表面張力(液体が表面
 をできるだけ小さくしようとする性質)との関連があります。
(水72.75、ベンゼン28.90、エタノール22.55、水銀476.00)


滝が凍ってつらら状になっています。(白ひげの滝)
 一般に、巨大なつらら、氷柱群、規模によって氷瀑と。
~~・・・・・~✮~・・・・・~~
(2) つららがこぶ状になるのはー
 つららが成長する時、水滴が落ちる量や速さ、気温、風などの
変化により表面にわずかな凸凹ができます。さらに
、凸部分
が大きく成長するのは、①過冷却温度が大きいので凸の方が
   冷えること、  ②凸部の方が熱が逃げやすいなどが
原因です。

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