goo blog サービス終了のお知らせ 

一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸や生け花を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓤ-3.ウクライナの真冬の寒さは⁉~北海道と比較

2022-12-30 07:00:00 | Ⓤウクライナを考える

 旭川は、12月に入ると日に日に寒くなり最高温度も氷点下の続く日になりました。そして、この1~2月初旬は、あの最もシバレる極寒の冬を迎えます。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ウクライナの人たちは、不安と焦燥、恐怖と緊張感、そして今は暗闇と極寒の中で過ごしています。国内では、ロシア軍により発電所や変電所、ガス貯蔵施設等冬季間の暖房やエネルギーインフラへのミサイルやドローンによって破壊されています。ウクライナでは、この冬をどう乗り切るかが直近の課題です。戦時下のウクライナの真冬は北海道並みとのことのですが、その寒さは如何に⁉。気象データをともに共有したいと思います。現在、クリスマスや新年もなく、寒さと飢え住む家もない過酷な状況でこの冬を過ごしているウクライナの人たちのことを考えると心が痛みます。特に、ロシア軍に占領されている地域の人たちも大変な生活をしているのでないかと推測します。

  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
        
ウクライナの冬の寒さはー

 北緯50度のキーウ1月の最高平均気温が-1℃、最低平均
気温が-5~6℃
に。やはり1月から2月上旬が一番寒いよ
 うです。一番寒い日で-17℃と読み取ることができます。

 この寒さを比較するために、ちなみに、北緯43度の旭川(標
高;112m↑/地形;盆地)では、最高平均気温-3℃、最低平均
気温-12℃
となり、旭川の方が寒さは厳しいようです。1/21
の平均最低気温が-20℃ほどですが、現実には-30℃になる
日もあります 。これはキーウでも同様なことが言えます。
ま、この時季は外に出れば家庭用の冷凍室の中の気温です。

 さらに、少し南の北緯43度の札幌は、旭川よりは少し寒さは和らぎますが、キーウよりは平均最低気温が厳しく寒いようです。 さらに、どこのマチと同じぐらいかと調べてみることにしました。


 北緯43度11分の小樽市は、最高平均気温;-1℃、最低平均気温;-7℃で、キーウと似ています。小樽は海に面しているので最低気温が内陸に位置するマチと比べるとゆるやかになっています。現在も戦闘中の南部はもう少し気温が高くなりますが、雪と氷の世界になります。

 

このようにキーウの寒さは、旭川より厳しくないにしても、冬の寒さの度合いは変わりありません。しっかり暖房器具で部屋を暖めなければ生活できない状況です。最前線で戦っている人たちのことも頭をめぐります。また、命令で戦わされているロシア兵の人たちのことも考えさせられています。若い命がどんどん消えていくことへ憤りを感じます。
 今ウクライナの人たちはどのような気持ちでいるのでしょうか。平和な生活を壊され、同胞が死傷している現実に対してロシヤに対する恨みつらみは決して拭い去ることができないと思います。

 今国内においては、とりわけ生活に直結した解決すべき諸問題を多々かかえていますが、ウクライナの人たちは寒さの中でより深刻です。しかし、失地回復=領土奪還!のアツイ夢があります。一日も早く平和が訪れ、平常な日々が戻ることを心から願っています。

コメント

Ⓤ-2.ウクライナの人たちに想いを重ねて~”最後の授業”から

2022-11-26 07:00:00 | Ⓤウクライナを考える

 「最後の授業」が教科書から消えたことで学んだことは、一冊の本や映画、またTVや新聞などのマスコミの情報を含め、ある意図をもった”大衆操作”により、うっかりするとものの見方や考え方がある方向へ流されていくことがあるのでないかー、との自己反省の機会となりました。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 2022.2.24、ロシアによるウクライナ侵攻が開始され9か月が経過しました。日々、爆音と銃声におびえる人たちの悲痛な叫びが伝わってきます。しかし、武力で政治的な統治が成功したとしても人々の心や言語は支配することはできない。

 現在も、多くのインフラや建造物、工場をはじめ各家々が破壊され、マチや村が地図上から消され、避難民の脱出が続いています。そして、これまでにも双方の兵士をはじめウクライナ国民の何千・何万という尊い命が失われています。その一人一人は、過去から現在にわたり、これからもつながっていくはずの家族の命でした。幼い子供をはじめ明日を夢見る若い命も。今まで、平穏無事に暮らしていた人たちの生活が一変した当事者のウクライナの人たちのことを考えると心が痛みます。

 学生時代学んだ漢詩、杜甫の「春望」の「国破れて山河あり 城春にして草木深し・・・」を思い出します。どこの国でも、長い歴史のその時代の節目ごと、なんて人間は愚かなことを繰り返すのだろうと思う。直近の50~100年のスパンにおいても、世界では数多くの戦争・紛争・内戦・侵攻・内乱が起きてきました。その原因として考えられることは、民族や文化の違いによるもの、宗教の名のもとに引き起こされたもの、国境が不明確なために起きたもの、領土を獲得するために引き起こされたもの、思想や主義主張が異なる対立で起きたものなど複雑で多岐にわたります。

 このたびの侵攻は、再び起こってはならない・起こってほしくないと願っていたことがまた起きてしまいました。私たちは、今ウクライナで起きていることについて、TV、新聞、Net、YouTubeなどから多くの情報を得ています。軍事力の強い国が劣っている国を力で押さえつけることは許しがたい暴挙、人の命を奪い人権を踏みにじむ残忍で非人道的な行為、無差別な徹底した建造物の破壊などと。

 争いごとの場合、自分はどちら側にいて、どんな情報を得るか・得ないかによって実態把握や心のもち方・考え方が変わります。今回、情報戦において、「プロパガンダ」という言葉がキーワードになり、何度も繰り返されてきました。夫々の国では、トキの為政者がある意図をもって、国民をある特定のものの見方や考え方、主義や思想に誘導していくための宣伝活動を試みます。国をまとめ、国のあるべき姿を国民に知らせ、その機運を高めていく手法は悪いことではありません。しかし、反対勢力を排除し、情報を統制し、自国の正当性や優位性(不利なことは報道させないなど)を政府指定のマスコミを通して報道させることは民主主義に反します。このことは、日本でも過去の戦争においてあったことです。


 一方、私たちに届く情報は、いわゆる西側=ウクライナ側に立った内容が圧倒的に多い現実があります。何が真実で正義なのか!を見極めるのは立場によって難しいことです。私も大いにこれらの動向に関心をもち、TVや新聞をはじめYouTubeを視聴し、多くの識者やYouTuberの戦況報告・分析や捉え方・考え方などから多くの情報を得ながら学んできました。さらには、我が身=我が国・日本に置き換えて考えるきっかけにもなりました。

 このロシアによる侵攻が一日も早く終結し、
平和な日がくることを強く願っています。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
過日(7/4)、ウクライナのゼレンスキー大統領が東洋大学で行った
  オンライン講義の中で語ったことばは、印象的で心に響きました。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

私たちは武器を置くことができない
なぜなら
置いてしまったら私たちは消えてしまうからだ
国家として 国民として
ヒトとして 消えてしまう

ロシアは戦争の道を選択した
ウクライナは 平和の道で戦っている
ロシアは私たちを殲滅させるために戦っている
私たちは生き残るために戦っている

 戦争反対!と唱え、国同士の争いごとを回避しようと努力しても、他国から一方的に侵略されたり、攻撃されたらどう対処すべきでしょうか。ましてや、妻や夫、子供・孫が戦火で死に、家が破壊され、あの平和だった生活が一瞬で吹き飛んだとしたら、そして自国が他国に占領されそうになったらーと。

コメント

Ⓤ-1.ウクライナ産のヒマワリ、収穫!

2022-11-06 07:00:00 | Ⓤウクライナを考える

 カテゴリー;「Ⓤウクライナを考える」のはじめに2022.2.24のロシア軍はウクライナに軍事侵攻しました。ウクライナは、西側の支援を受けながら、失地回復のため反攻作戦を展開しています。戦争は、命を奪い、建物を破壊し、人々の人生・生活を狂わします。誰もが平和な国際社会を願いますが、現実には世界各地で紛争・戦争が起きています。本カテゴリーは、ウクライナを通して、戦争と平和を考える場として設定しました。



 トマト畑横の少し日陰気味の場所に植えてあった”ウクライナ応援ヒマワリ”は、順調に成長しました。このヒマワリの特徴は、狭いスペースに植えてあったためか茎はそれほど太くありませんが、背が高くなり大きな花をつけました。これだけ大きく、花1輪のヒマワリを育てたのははじめてです。

👇


 H-1 手前のヒマワリ


 H-2 奥の方のヒマワリ


初霜後(10/25)


H-1 手前のヒマワリ (高さ;284cm)


 H-2 奥の方のヒマワリ (高さ;263cm)


撤去(10/26)


右;H-1~直径25.0cm、重さ 880g
    左;Hー2~直径25.0cm、重さ 702g


種子は完熟。来年用のタネがいっぱい!


1970年製作・イタリア映画;「ひまわり」を観た人も多いかと思います。悲運な二人の運命に、涙したことを想い出した人もいるかと思います。映画のタイトルにもなった「ヒマワリ」が一面に映し出される場面が印象的でしたが、ナント、そのロケ地がロシアでなくウクライナということです。
 ロシア軍の侵攻によってウクライナの人たちをはじめ、ロシア人にも同じようなことが起きています。この不幸の元凶である戦争が一日も早く終結し、平和な日常が戻ることを願うばかりです。

コメント