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ハノーファー96 VS ボルシア・ドルトムント(Bundesliga)

2007-02-25 07:44:52 | 海外遠征中
昨日、オランダから帰ってきて、今日はほぼ同じ時間分だけ今度は東へ移動。着いた場所はハノーファー。ニーダーザクセン州の州都で非常にきれいな街。本来は朝早くにケルンを出発して、有名な庭園であるGroßer Garten Herrenhausenとか市内観光してからAWDアレーナという流れで行こうかと考えていたんだけど、疲れていてダメ。ギリギリの到着となった。

チケットを現地Kasseでの受け取りになっていて、自分自身で席をどこにしたのかすっかり忘れていて、受け取って行ってみたらご覧の場所。バックスタンド1F中央の最前列。目の前に観客がだれもいなくて、しかも本当の中央でラッキーとか思ったんだけど、ゲームが始まってみて、まったく良くないことに気づかされる。
ご覧の通り、最前列はピッチと同レベルで席があるので目の前の看板&ピッチまで変な道(陸上トラック設置用?)みたいなものがあり、結果的に手前のサイドラインから5mくらいのところがまったく見えない。そして、何よりもボールボーイがいい角度のところでブラインドになり、特にCKがらみのシーンが辛い。Biite Sitzenと言いたいところだけど、明らかに彼らの持ち場であることは間違いないので我慢我慢。
な~んて思っている間に試合はどんどん進むが、チャンスらしいチャンスは少なく淡々と後半へ。

試合が動いたのは、観客からはよくわからないレフェリーのPKの判定から。このPKをしっかり決めてハノーファー先制。よくわからんが、TorTorで盛り上がるゴール裏。ドルトムントからしたら煮えきれない展開。そして、今度はバルデスがレフェリーのラインを切ったとの判定後にボールをハノーファーG裏に思いっきり蹴ってしまい。スタジアム中「あっ」て感じ。もちろんGelbe Karteで、この日2枚目ということでRotへ。すかさずハノーファーG裏から「Auf Wiedersehen」「Auf Wiedersehen」これでドルトムントはバタバタ感が。

今のハノーファーにはそういうのを見逃さない強さがある。このタイミングで選手2人を交代投入。それがピタリとあたる。この2人(10ブルッキンク、24シュタイナー)が完全に得点にからみ何とあっさり4-0へ。あまりにもはまり過ぎの展開にスタジアムは大いに盛り上がる。完全に大楽勝ムードで「Berlin,Berlin,fahr nach Berlin」コールが。これは、27日にDFB PokalのViertelfinaleがあるため。

まあ、気を緩めすぎて終了間際に2失点するものの4-2で完勝。試合終了後、選手・スタッフ&子供!?と勝利を分かち合う。いや~満足、満足。

が、僕が好きなのはここから。みんな徐にゾロゾロ帰っていくが、ボケ~っとスタジアムで待っていると今日の選手たちがクールダウンを始め、場内モニターではプレスカンファレンスが流される。これ見るたびに(聞いてもっとわかるように)ドイツ語勉強しよう!とつくづく思う。

プレスカンファレンスを見終えると、ようやくスタジアム外へ。ハノーファー96にちなんだAngebotをみつけ1つ注文する。

で、Biergartenの方へ。みんなは試合終わると即効でビールの飲めるところへ足早に移動するのがおもしろい。今日はArena(Bundesligaの放映権を持つPPV)の放送を屋外でやっているので、僕もそこへ。今日の試合のハイライトで、ハノーファーVSドルトムントが。1点目のPKのシーンに全員の視線が注がれる。あっ、ドルトムントの選手がユニフォーム引っ張って倒してる!そういうことかと一同納得の表情。とともに、あらためて勝利の余韻に浸る。そこへ、今日の試合を見ていたフェリックス・マガト(前バイエルン監督)が辛口コメントでブーイングが。

「文句言いに行くぞ!!」と1人が動くが、みんな「勝手に行って来れば!!」的でビールを飲みたい様子。なんでそんな話が出るのかというのも、Arenaの中継は何と目と鼻の先にある特設テントでやってるから。

今年の観戦記録:合計10(天皇杯1、UEFA2、Bundesliga3、各国代表戦1、親善試合3)

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