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バイヤー04レバークーゼン VS 1.FCニュルンベルク(Bundesliga)

2007-04-22 04:14:45 | 海外遠征中
ドイツ国内のちまたで騒がれている今節の注目はPlatz3をめぐる争い。もちろん、VfBシュトゥットガルト×FCバイエルン・ミュンヘンのチャンピオンズリーグの出場権をかけた対戦のことであり、もうちょっとローカルな話をすると、2.Bundesligaの1部昇格をかけた3位争いも含まれている。
が、もっとローカルなのが今日のこの試合。来シーズンのUEFA-Pokalの出場権をかけた5位、6位争いである。ただ、DFB-PokalのHalbfinaleの結果によって、決勝がニュルンベルクVSシュトゥットガルトとなったので、シュトゥットガルトが既にリーグの成績でUEFA-Pokal以上の出場権を得られる位置に来ており、それによりDFB-PokalのFinaleを待たずしてニュルンベルクもUEFA-Pokalの出場権を獲得できるはず。さて、そうなると例えば、今の順位のままだとすれば、ニュルンベルクもリーグの成績でUEFA-Pokalへの出場権を得るわけだが、そうなるともう1枠はどこのチームに行くのだろう?Bundesligaの6位チームに素直に繰り下がるのかoder DFB-PokalのHalbfinaleで敗れてしまった2チーム(アイントラハト、ヴォルフスブルク)の抽選とかになるのか...。

そんな余計な心配をするのだが、要はレバークーゼンがニュルンベルクに勝って最終的に5位でシーズンを終えればいいだけの話。ただ、DFB-Pokal時のニュルンベルクのパフォーマンスを考えると非常に厳しいように映るが。そんな状況を反映するかのように、ニュルンベルクサポーターが多数詰め掛けている。

選手紹介でもあったが、大黒柱のSchneiderとJuanが先発メンバーに名を連ねている。そして、選手入場。Adlerの髪型が少年カットになっていてかわいらしい。ドイツのGKは迫力が前面に出てくるプレーヤー(カーンやレーマン・・・)が多いのだけど、まったく逆行してるよ(笑)。

AnstoßからSchneiderが起点となり、レバークーゼンがゲームをコントロール。前半19分そのSchneiderがVoroninからの緩いスルーパスに猛ダッシュで反応しゴールへ突進。そのままGKと1対1となりゴール右に流し込んでレバークーゼン先制。起点になるだけでなく、FKも蹴り、得点まで取ってしまう。つくづく前節のバイエルン戦に出ていればと思う。
この直後、他会場の途中経過が流れる。シュトゥットガルトVSバイエルン1-0の表示に観客が沸く。それが終わった時に再びシュトゥットガルトVSバイエルン2-0の表示。大いに大歓声が起きる。そして多数の笑いが...。これ位思えてしまう位、今日の試合はみなに余裕があった。
その後、SchneiderからKießlingへのグラウンダーのプレゼントパス。が、Unglaublich!何と空振りでボールが流れてしまう。みな唖然...。そんな状態でもニュルンベルクの方にチャンスらしいチャンスがまったくないのでみな安心。そして前半終了。
後半に入ってもレバークーゼンがいいペース。が、またまたKießlingがCastroからのプレゼントパスを何とゴールの枠から外してしまう。さすがに観客もプッツン気味で、一斉に「aus(交代しろ!)」この後、本当にFreierに交代させられてしまう。

何があっても波のないプレーができる彼は凄い。そうSchneider。59分浮き玉をちょっと触って(というか完全なトラップミスかと思った)、身体をうまく相手DFと入れ替わりゴール前へ。GKと1対1となり再びゴールに流し込む。Sehr schön
流れを手放すことなく、このまま2-0でレバークーゼンの勝利。

試合終了後、選手たちは観客に挨拶に行くが、Kießlingは何やらセンターサークル付近でお説教を受けている。

ゴール裏へ挨拶。この後、この位置で選手たちは座り、観客も帰らずに彼を待っている。そうSchneider。

ゴール裏お立ち台によじ上がり、サポーターに対してコールリーダーとして拡声器で叫ぶ。まさに今日一日はSchneider Tag。全てを彼が仕切った、すごい1日だった。


P.S.ほぼ今日1日でUEFAの大会に参加するドイツのチームの顔ぶれが決まった感じ。
シャルケ・ブレーメン・シュトゥットガルト→UEFAチャンピオンズリーグへ。
バイエルン・レバークーゼン・ニュルンベルク→UEFA-Pokalへ。
後はMeisterschaleをめぐる戦いとそれ以上に熾烈を極める残留争い。いよいよ後4節。

今年の観戦記録:合計29(天皇杯1、ナビスコカップ1、UEFA7、Bundesliga9、2.Bundesliga1、DFB-Pokal2、SerieA1、各国代表戦2、親善試合5)

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