つぶやき・のおと

のんびり・ぼちぼち・気ままに・ふぅ~

怒濤の東京2日間(SECOND SEASON)

2006年07月31日 | 音楽・演奏とか
先週の「怒濤」に引き続き、今回もだったので改めて。

まずは、昨日も書きました「納涼会」
数えてみたらジャスト20名の参加でした。ホント、来てくれたみんなありがとう!会場貸してくれたEさんありがとう!!!

13時に集合していったん部屋に入り、荷物を置いて集金の後買い出し。
気持ちいいくらいボンボンカゴに入れてました。
戻って「乾杯!」の後に演奏か?と思いきや、それぞれに和みながらのお食事タイム。がしばらく続く・・・
このまんまだと、このまんま終わってしまいそうなので、ぷらさんにお願いして曲をやることに。
それからは、演奏組、しゃべる組、食べる組と分かれて更に続く。
気がつけば19時をまわっていました。

あ、ようこさんの差し入れの「卵プリン」絶品でした!特にわさび醤油が(笑!)
以前コレで「ウニ丼もどき」を作ったら本当にウニの味だったということで、差し入れていただいたんですが、あいにくご飯を買うのを忘れまして、丼には出来なかったんですが、プリンだけで食して十分その美味しさは堪能しました。
付いているカラメルソースより、わさび醤油の方が美味かったのには驚いた。まさにウニの味でした(^^)


さて、そんなこんなで片付けて撤収。
次は蒲田の「オッタンタ」。ここにも7人行きました。

そして、今日、日曜日。両国にて「のこ音程例会」
歌六師匠が病み上がりながらも「音楽高座」をやるということなので、顔を出さねばと出かけました。
今回先週と違うのは、オッタンタを終電前で一度帰宅したこと。そのまま朝を迎える(というか昼まで粘る)しんどさを嫌というほど思い知らされましたので。とかいいつつ、オッタンタでも少し寝てましたが・・・

ところが、師匠は体調がすぐれないということで急遽欠席。
それでも楽しく過ごせました。
ただ、東海支部の方がわざわざ来ていただいてたのには申し訳なかったですが。

とにかく、家で寝るのは大事なことだと、改めて思い知った2週間でした。

納涼会

2006年07月30日 | 音楽・演奏とか
まずは、お集まりいただきました皆様、本当にありがとうございました。

直前に1人から「まだ梅雨も明けてませんが」というメールを頂きまして、全くその通りだったんですが・・・(^^;)
雨に降られることなく、楽しいひとときを過ごせたんじゃないかと思います。

私も素で楽しみました。

皆さん、本当にありがとう!!!

焼酎量り売り

2006年07月27日 | 日常・生活とか
もう誰も覚えちゃいないでしょうが、以前書いたお酒の話の続き。
http://blog.goo.ne.jp/ogihara-49/d/20060626

自宅からバイクで10分くらいのところにある「湘南陶芸工房」というお店。
そこで量り売り焼酎を売ってます。



1階がお酒の「マインマート」で、同じオーナーさんが経営してるとのこと。

なんでも、1階が酒屋なので当初はそこで陶芸教室を開いて酒器を作ろうと計画していたらしい。
しかし設備投資に金がかかりすぎるということで中止。
陶芸作家の酒器を売る店としてスタートしたようです。



店内は広くて、今では酒器(食器)の他にお菓子や小物雑貨等まで置いてあり、一見委託販売のフリーマーケットみたいな感じ。
その一角で量り売りをやってるわけです。



この焼酎が安くて旨い。
博多の「ごりょんさん」という麦焼酎なんだけど、うっすらと琥珀色がかっていて香りも良い。
ストレートでも口当たり美味しくいただけます。もっぱらロックで飲んでますが。ちなみにアルコールは25度。

値段は100ccで63円。1リットルで630円。1升(1.8)で1134円です。
容器も1.8リットル用を137円で販売してますが、容器の持ち込みもOKだそうです。



隣にもっと高級な量り売り焼酎もありますが、貧乏だしこれで十分美味しいので試してません。間違いなく美味しいと思いますが・・・

他のお客さんもだいたいこの量り売り目当てらしいです。が、私が行くときに他のお客さんと出会ったことがない・・・
大丈夫かなぁ、といらん心配をしてしまったりしたのだが、いらん心配をしないためにも皆さんも是非利用してください。

場所は藤沢市柄沢大台420-1  TEL0466-28-2726
10:30~17:00営業。火・木定休日だそうです。

というわけで、今度の納涼会にはコレ持って行きます(^^)

リハ

2006年07月27日 | 音楽・演奏とか
来月のおぎ原ライブに向けてのリハ2日目。
おお、そういえば丁度1ヶ月後だ。(今は日付変わっちゃったけど)

前回は、サクサクッと進んでたんだけど、今回は難航しましたね~
ちなみに前回は、ライブ前半の曲。今回は後半の曲。それでも未だ全曲通してない!
ワンマンライブだから、曲数多いのよ。
パーカスにも「おぎ原のライブは大変だ~」と、もう何回か言われてる。特に私の音楽の場合は、他の方と「ノリ」が違うからそのテンポ感の調整でまず大変だと思う。

更に今回は、曲調がバラエティに富んでる。
まあ、メンバーが皆基本的に「出来る人」ばかりなので大船に乗った気でいますが(^^)
一番ヤバイのは他でもない私だったりして・・・

とにかく今回は、癒し系あり、和みあり、ラテンあり、現代音楽あり、お遊びあり・・・な訳です。
楽しみにしていただきたい。

そういえば、週末にそれまで持ってたチラシを配り終えてしまった。まだDMも出してないのに。
そんなわけで、あと50枚ほど追加をお願いしたら、昨日500枚くらい送られてきた(爆)そんなには配れないよ~~
売るほどあります(笑)

写真は、今日庭で採ったミョウガ。刻んで薬味にすると美味しいよね(*^_^*)


話は違うけど、帰りに仕事の事務所に顔を出したら、その止めていた5分間で駐禁を切られた(>_<)
ただし、私が車から出る時間と車に戻る時間で切符に表記してあったのに、お互いに顔を合わせていない。
納得いかないのですぐ警察署に行って、パトロールの警官呼び戻して文句を言ったんだが、向こうは向こうでちゃんと時間見てたという。まるっきりの水掛け論。
仕方ないので、違反そのものは認めたけど、まったくもって納得はいきません。
だいたい、袋小路の人通りのないところで5分間で切ってくってどおよ。
ああ、気が重いな~~~

最近金運悪すぎです。銀行ローンからも督促状来ちゃうし・・・ガックリ・・・


グランディーバ バレエ団

2006年07月26日 | 娯楽・情報とか
ようこさんからお借りしていたDVD。男性だけのバレエ団。
前から存在は知っていて気になってはいたのですが、このDVDで初めて観ることが出来ました。ありがとう。

とかいいつつ、バレエはほぼ観たことがないので、細かいパロディやコメディはわからないで観ていたかもしれませんが、それでも十分面白い。

が、面白いと言うよりはスゴイ。
全員男性だから当然プリマも男性。それをリフトするとか、トゥシューズで軽やかに舞うとか、基本がしっかりしてるからこそ「魅せられる」という印象でした。


このバレエ団の代表演目である「白鳥の湖~第2幕~」は、凝ってるんですが、逆に懲りすぎという感じでバレエ素人の私にはちょっと面白さと良さが弱かったです。

面白さでは「3羽の瀕死の白鳥たち」(サンサーンス曲)が一番でした。
有名な「白鳥」に乗って1羽(1人)ずつ瀕死の白鳥を演じるのですが、1人目が「発作」、2人目が「痙攣」、そして3人目が「老衰」とは女房の談。上手いこと言う(^^)

「ドン・キホーテ パ・ド・ドゥ」はただひたすらスゴイ!!!これはもう、男性だからとかそういうの関係ないです。

あと、最後の演目の「アイススケートをする人々」は理屈抜きに楽しかったです。

ようこさんありがとう!!

次、順番待ちの方お待たせしました。今週末に返します。(まだ先かい)

さて、別の検索をしていて以下のページを見つけました。
http://www.ro-on.com/grandeva/F-20060728.htm
今週の金曜日ですけど、興味ある方は問い合わせてみては?

さて、話変わりますけど、久々に晴れました。
洗濯物干してます。
あと、あっち行ってこっち行って・・・夜はリハだ~





怒濤の東京2日間(その2)

2006年07月25日 | 趣味・旅行とか
スーパーデラックスをあとにする。「DJナイト」に引き継いだので、まだしばらく時間をつぶせたのだが、せっかくのジャナグルの余韻がどんどん消えていくし、音が耳に痛くなってきたので早い内に退場。

さて、時間だけを延々ともてあましている。何しろ次の予定は翌日の13時だ。まだ13時間以上ある。
正直1回家に帰ればよかったとも思ったが、もう遅い。
新宿かどこかに遊びに行こうかとも思ったが、家に帰る以上に散財してしまう。最近大きな出費が多いので、金は極力使いたくない。来月は車検も控えている。ひぃぃぃ~~

とりあえず歩くことにした。

まずは六本木ヒルズを越えて麻布十番方面へ。
角にTUTAYAがある。入る。
1階が書店になっていてスターバックコーヒーと併設。かなりオシャレ。
本も立ち読みできるようになっているが、購買意欲をかき立てる陳列。かなりセンス良い。都会だな~と思ってしまう(^^;)
とか言いつつも何も買わずに出る。
その先の24時間スーパーでペットボトル飲料を買う。レモンティー95円。

そして歩き出す。東へ。

芝公園まで来たとき、正面から来た外人のお姉ちゃん(二人組)に「Roppongi This way?」と訊かれたので「Yes」と答えたが、結構距離あるよ~~

更に歩き続け、浜松町駅が目の前に。その時上りの山手線が入ってきた。
とても間に合わないので、次のに乗ろうと改札まで行ったら「ただいまの電車で本日の上りは全て終了しました~~」ガーーン


手持ちのフリー切符によると、東は「葛西臨海公園」まで行けることになっている。
よし、そっちに行こう。と歩き出す

どのくらいあるのよ?地図を出す。とても歩ける距離じゃないことが判明。

途中、歌を作ったり、映像企画を考えたりしながら歩いていたけど、京橋あたりでさすがに疲れた。
公園探してベンチに座って街灯の下で本を読もう!とか思ったが、この辺公園が全然ない・・・

近場で休憩できそうなところ・・・  ・・・東京駅・・・
八重洲地下に降りる階段のところに座って読書。シャッターが開くのを待つ。

1時間後、まだほとんど人気のない東京駅内、エスカレーター


改めて、葛西臨海公園を目指す。
そこで午前中は、海を望みながら寝るぞ~とか思っていたのだが、

駅に着く。
降りる。

雨・・・

このあと10時(普通のお店の開く時間)までが長かった。
無駄に山手線2周しちゃいました。(1周が丁度1時間なのね)

新宿の紀伊國屋書店行ったりしてから、ようやく北千住へ。

「日の出寄席開演」

ホントにここも何年ぶりだろう。
実は遠い昔に私も出してもらったことがあるんですが、散々な出来でした。あの時は若かったな~・・・

この寄席も知らないうちにもう54回目。お疲れ様です慶多さん。
出演者も(トリ以外は)アマチュアですが、みんな上手い。
面白い。
んだけど、私が既にボロボロでした。後半睡魔に勝てなかった・・・
んんんん~~~申し訳ない!!


土用の丑の日だったので、帰りに商店街でウナギを買い(二串で850円だった)、更に記録用DVDを買うために秋葉原へ。

他に、SDカード1ギガが2790円(安い!!)だったので思わず買ってしまいました。

写真は、秋葉原駅出てすぐの光景。
手前のメイド服は「男!」です!!
妙に男らしい男でしたが、しな作ってポーズとってました。撮影者多数。とか言いながら私も撮ってしまいましたが・・・



教訓:無計画な徹夜はイカンですね。
実は今度の週末もこのパターンになりそうなんだけど、どうしよう・・・

怒濤の東京2日間

2006年07月24日 | 音楽・演奏とか
土曜日の晩に、松島さんお薦めイベント「ピガピガナイト・ジャナグル日本公演」というのに出かけた。これは「六本木スーパーデラックス」というライブハウス。
実はその前の晩に青山の「音楽室」というお店でも同じイベントがあり、内心そっちに行きたかったんだけど仕事のかねあいで六本木に。
結論、六本木でよかった(^^)bakuさんゴメン

よかったその1
会場の入り口でなんと「あ○し○も○ちゃん」に遇う。(とりあえず伏せときます)
1人でぽつんと参加の予定が、一気に楽しくなりました。う~ん、単純な私・・・

よかったその2
ジャナグル最初のステージで、パーカッションと歌だけによる民謡?土着ソング?(違ってたら訂正してください)を披露。このスタイル「音楽室」ではやらなかったそうな。これ聴けたのがよかった。

後半は、ドラム・ギター・ベースといわゆるバンドスタイルの演奏で、勿論よかったんだけど、やはり原点的シンプルなものがよい!

まず「へぇ~」と思ったのが、常に「ハーモニー」があること。
これまた最近読んでる本の影響だが「日本にはハーモニーという概念が元々ない。それは宗教的事情にもよるものだ」などという文を読んだばかりだったので、アフリカ圏(この方たちはジンバブエ)の宗教や文化は?などと考えてしまったのでした。

それからリズムが面白い。常に3連符の形でビートをとる。
途中の曲で12/8と思われる演奏があったので、丁度近くに来た松島さんにそのあたりのことを伺っていた。基本は3/4とか6/8なんだそうだ。で、そこに4/4のビートが加わる。という説明を聞いてる矢先に、入ってきました4/4。6/8に対しての4/4でした。これが違和感なく自然に絡む。
そういうの意識して後半聴いていたら、観客の方も手拍子が4拍だったり3拍だったり(同じ曲で)。面白いですね。


それとやっぱり音が色彩鮮やか!
とくにドラム(ビート)がよいです。やっぱり。

よかったのもう一つが、演奏と同時進行で、ウォール・ペイントをやっていた。
曲を聴きながら即興で絵を仕上げていくというもの。



シーノ・タカヒデさんという方が描いてらして、最後にちょっとお話伺ったんですが、本当に音楽を聴いて、そのイメージだけで描いていたそうです。
演奏と同時進行でこっちも観てたんですが、これもなかなか面白くてよかったです。

大盛り上がりの一晩でした。松島さん、お疲れ様!


さて、この日はこれで終わったんですが、実は翌日曜日に北千住で「日の出寄席」というものをやる。
むかーしお世話になったとこの主催で、上京(笑)ついでに帰らずにこっちにも顔を出していこうと、1人夜明かしをすることにしたのでした。
先にJRの自由乗車券(2日間有効)というのを買っていたのでした。

が、

これが大変だった。(すべて自責なのではありますが)

書くのも大変なので、出直します。

つづく・・・

肌寒い日が続いてます

2006年07月21日 | 日常・生活とか
今の季節は?と聞きたくなるようなこの数日。
昨夜などは4枚も重ね着してました。しかしさすがにこれはちょっと着すぎ・・・

昨日の日中は赤とんぼが飛び交い、夕方風呂から出るときにはヒグラシの声が聞こえました。

ああ、秋よの~・・・梅雨も明けてないのに・・・・


明日は暑くなりそう?
東京まで出るので、晴れて欲しいものです。


純正律と平均律

2006年07月19日 | 音楽・演奏とか
先だっても書きましたが、玉木宏樹氏の「音の後進国日本 純正律のすすめ」が早くもトラウマ状態に?

今日、借りてきた「ハイドン」(CD)を聴いたのですが最初の印象が「う~ん、平均律だなぁ」・・・苦笑

ずっとピアノの調律やってますからね、私の耳も脳みそも「平均律」で落ち着いてると思います。実際問題「平均律」は好きですよ。どういう楽曲にでもすぐに対応できるし、ピアノの3度和音なんかはあのコロコロ感(唸り)がかわいらしく聞こえることも多いです(笑)。
オケなんかでも、迫力あるサウンドの場合、平均律でおこる不協和音的唸りがかえって重厚感出してるな~と思ったりします。

ただし、その一方純正律やミーン・トーンがすごく純粋で美しいことも些少ではありますが知ってます。
上記の本におまけとして、そういう音を入れたCDがついているんですが、残念ながら借りた本は欠品でした。図書館にもう1冊蔵書してあるので最後の希望でそちらを借り直してみたいとは思ってます。ついてるかな・・・?

さて、今回のハイドン。その前に読んだ岩城宏幸さんの楽譜についてのエッセイ本の中に「ハイドンは聴くには易しい曲だが、演奏にはすごく高度なテクニックが必要」というようなことが書いてあり、興味を持って借りてきた次第なのです。
(私もクラシック好きなんですが、相当「なんちゃって」なので、こうやって少しずつ理解しようとしている所なんです)

で、せっかくかけたのに、その感想が「う~ん、平均律」
これでは音楽楽しめません・・・

以前に松島さんが、ピッチやらハーモニーやらを気にするばかりに音楽がつまらなくなり「オレは何をやってるんだろう?」と苦悶した指揮者がいるという話をしてくれましたが、まさにそれに近い心境。困った・・・

ロックとかジャズだと全然気にならないんですけどね。求めてるものが違うんだろうな。

そういえば、急に思い出したんですが
小学生か中学生の時の音楽の時間でビバルディの「春」を習いましたが、その時の感想は(バロックって)がさつでダサイなというものでした。これは冒頭の和音に対する印象です。
今そこを頭の中で鳴らしてみると、その「がさつでダサイ」響きは平均律によるものだなと思います。純正律やミーン・トーンで演奏される「春」はおそらく全く別の印象を持って聞こえてくることでしょう。

ただし、その際の懸念が、ハーモニーと連動してスケールも異なってきますから、それがどう聞こえるか?

割り振りの話とは変わりますが、先ほど読み終わった本で「楽器の科学」(ブルーバックス)というのがあります。79年初版だから随分古い本ですが、面白かったです。オススメ。
この中でピッチのことにも触れてまして、
現在基準のAは440Hzとなってますが、平均的には442Hzくらいだと思います。これは、ピッチが高くなるほど華やかな音になるということで、常に高くなる傾向にあります。
この本によると、バロック音楽では415Hzくらいの調子もあるのに1858年のパリのオペラでは448Hz、ウィーンの如きは何と456.1Hzにもなったという。
この音の「中毒症状」を警戒したフランス政府は、1859年に435Hzにしたそうです。が、それが今また上昇の気運に乗っているという話。

最初の割り振り(純正律や平均律など音階の作り方)に加えて、ピッチも当時に合わせたら、それこそ全く違う音の世界になるでしょうね。

最近は古楽による当時の音の再現演奏が流行ってますが、実はそういうの聴いたことがないので実際の様子はわかりません。
良い機会があったら是非聴いてみたいものですが、楽器とピッチは当時のものなのに、調弦が平均律だったりしたら、それこそ悲しいだろうな・・・

写真は今日庭で採ったシソとミョウガ(今年第1号)。なんかきれいだったので写真に撮ったけど携帯で撮ったからよくわからないものになってしまった(^^;)

ウルマー・カンマーアンサンブル演奏会

2006年07月17日 | 音楽・演奏とか
両親が入ってる合唱団絡みのコンサートです。

昨年の早春、内の両親を含めた合唱団ご一行様が、モーツァルトの地を目指してドイツに演奏旅行に行ったのでした。しかもかなりの人数。ああ、みんなお金持ちね~~・・・
その時お世話になったのが「ウルマー・カンマーアンサンブル」の皆様というわけ。しかもリーダーは日本人(今日知った)。

なかなか面白かったですよ。

バヤーン(ボタン式アコーディオンといいましょうか?)による「トッカータとフーガ」で始まり、テノール独唱あり、クラリネット五重奏曲あり、合唱あり、ファゴットあり、と内容もなかなかバラエティに富んでました。

コンサートピアノがステージに置いてあったのですが、プログラムによって使ったり引っ込めたり(結構移動が激しかった)。
それを還暦をとうに超した楽団の男性数人がそのたんび動かしてたんですが、大変そうでした(^^;)

バヤーンは「ペーター・ゲルダー」という方の演奏でしたが、コレが実に見事でした。後半でシュトラウスの「春の声」もやったのですが、あそこまで豊かに自在に音が出せるものなのかと感心してしまいました。
勿論演奏技量が素晴らしかったのですが、この次に手を出す楽器はコレだななどと内心思ってみたり(笑)

残念なのが「クラリネット五重奏 kv581」(モーツァルト)
クラリネット1本に、弦楽器4本という構成。何故?
しかもこの弦楽器がひどい!
名前は書きませんが、プロフィールに「各音大出身者を中心に結成」とありますが、まずチューニングがバラバラ。更に音階も各自変なクセを持っていてデタラメ。
丁度「玉木宏樹」さんの「音の後進国日本 純正律のすすめ」という本を読んだばかりだったこともあるのかもしれませんが(いや、それ以前の問題だな)、まるっきりハーモニーになってませんでした。しかも第4楽章まである!(苦笑)
しかし前の方に座ってしまったため、会場を出るわけにもいかず、後半は本を読んで紛らわせてました。・・・(-_-;)

でもひどかったのはそれくらい。
その前と後半にもやったテノール独唱はよかった。
テノールの前田孝一さんは、決して華やかじゃないけど、自然体で情緒豊かに歌える人でした。
そしてその伴奏の山本純子さんがまた素晴らしかった。伴奏が素晴らしいというのに初めて出会った気がする。音の紬方は「ししょー(青木洋子さん)」と同じ方向の人だと思います。


特殊で面白かったのが、今回のリーダーのファゴット演奏による「春の海」(宮城道雄)
ファゴットのソロというものを初めて聴いたので、技量云々はわからないのでコメントしませんが、残念なのが西洋の「春の海」だったということ。
ピアノは上記の山本純子さんだったんですが、お二人とも音のニュアンスが「西洋」。日本人なのにね~・・・華やかすぎなんだな~・・・

あとは我がお父様たち(いえ、父は1人ですが。しかも母しか発見できなかったし・・・)の合唱。

はい。頑張ってました。よかったですよ。
先だって、コレに当たって団長さんとかが「日本のうたは難しい。言葉がわかる分ごまかせない」というようなことをおっしゃってましたが、まさにその辺大変そうでした。

そう、いつもはモーツァルトとかばかりやってるんですが、今回は日本の叙情歌を随分頑張りました。
とくに「叱られて」と「待ちぼうけ」は良かったです。

最後にアカペラで「ウィーン我が夢の街」をやったんですが、このアカペラの時が一番ソプラノの音がしっかりとれてて面白かったです。ピアノに頼らない分頑張ったのかな~?

そんな感じで無事終幕。

しかし、昼間にシャワーを浴びてから鼻炎が発生してしまい、終始鼻水・くしゃみと格闘。(今もむずがゆいです)
そのあと東京へ知人のパフォーマンスを見に行くつもりだったのですが、さすがに断念させてもらいました。スイマセン。