つぶやき・のおと

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どんな曲なんだろう?

2010年03月13日 | 音楽・演奏とか
今日は恵比寿教室だったんですが、TV番組表を見たら、BSで夕方と夜に2つ「Sound+1」をやることを発見(夕方は再放送)。
HPを確認したら、夜の方で10回目だったんですね。見てたのは半分弱かな(苦笑)。。。

帰宅後早速2つとも見ました。

最初が年末の再放送で、千住真理子さんが大学のハンドベル部に指導に行くというもの。

千住さんからの(一緒に演奏する)リクエストが2曲で、1曲がロシア民謡の「黒い瞳」。

とりあえず合わせてみてから、「どんな曲だと思った?」っていう質問
それに対しての返答が、技術的にどうだった・・・というものばかり。

ウチでもそうなんだよね。。。
勿論演奏するからには、格好良くビシッとやりたい気持ちも分かるけど、技術やテクニックばかりに気を取られて、音楽を忘れちゃったら元も子もないでしょ。。。

「黒い瞳」に対しては、悲恋の歌 ということで「気持ちを乗せて」ということに力を注いで練習。

もう1曲は「パッヘルベルのカノン」
初日に合わせることはせず、宿題にして次回へ。

その間に部員同士で「カノン」について語り合う。
この曲のイメージは? どんな風に演奏しよう?
春のイメージで 暖かくなるような感じで etc・・・

これがすごく大事だと思う。

私もジャズとかポップス系のものをやる場合、割と自由にその場の雰囲気とイメージで弾いたりしますが、ことクラシックとなると、ある程度「こうじゃなきゃいけない」みたいな気持ちが働きます。(とは言っても、相当自由ですが・・・)

でもその延長で、教室でもクラシックに取り組んでる生徒に対しては、時々ですが「これは、こういう曲なんだからもっとどうしよう」みたいな事を言ってしまいます。

その前に、どういうイメージで弾いてるか、一応聞きますけど、

でも、やっぱりもっと考えてもらうことが大事だな、と、この一連を見て思いました。

自分たちでイメージを決めた部員達は、そのイメージに近づけるために積極的に努力、工夫します。

ソロでも合奏でも、この作業は変わりません。


そしてもう一つ、千住さんの言葉で良いなあと思ったこと、

ステージで演奏するとき、どんな大勢の前でも、一番後の一番端の席に大事な人がいる(自分の場合は亡くなったお父さん)。その人に自分の心を届けようと思って演奏する。

漠然と全員に聞いてもらおうったって、そんなの上手くいくわけないですよね?
  (私はそう思ってる)

まして、ハンドベルにしろのこぎりにしろ(なんでも)珍しいからで聞いてくれるのは、せいぜい最初の2曲か3曲。
そこから先を繋げられるのは、やっぱり「気持ち」しかないと思います。


もう一つは、今晩初回放送、八代亜紀さんがビッグバンドを指導する。でした。

番組冒頭、アマチュアとは一度もやったことがない八代さん、、、というナレーションで始まりましたが、
まあ、教えることのなんと上手なことか!!

役所勤めの人たちで結成してるバンドなんだけど、仕事柄が人柄に反映してるのか、音まで四角四面で面白くない。
TVで流れるのはほんの一部分だけど、八代さんがグイグイとみんなを引っ張って、リズムに乗るということを体験させてるのがよく分かった。
なんか、改めて八代亜紀のファンになってしまった(笑)

本番のステージでは、特別アレンジのジャズ番「舟歌」も披露。
いいね~(^^)



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