つぶやき・のおと

のんびり・ぼちぼち・気ままに・ふぅ~

ディープ蒲田

2010年01月31日 | 音楽・演奏とか
・・・つづき


夕方銀座で、ピアニストと待ち合わせ、忘れていた譜面を渡す。
その後、同じく銀座で、別用で出かけていた妻と合流。
一緒に蒲田の「オッタンタ」へ行こうと話をしていたのだが、まだそれには随分と時間があり、その待ち時間で妻の疲労も上がってしまい、蒲田へ行くことなくリタイア。
結果、一人で行ってきました。(まあ、結論から言えば、それで正解だった)


当初私もその日の内(終電で)帰るつもりだったんだけど、今度のライブの仲間と打ち合わせをしていて時計を見たら「あ、もう(終電に)間に合わないや」ということで、晴れて(?)始発待ちの身となったのです。(苦笑)


だけど、そのお陰で、より濃密に実りの多い晩となりました。


まず、前回の蒲田でもそうだったんだけど、私も最近マイクレスが良いな、と思ってます。

ピアノとのデュオの場合、マイク無しで十分音が伝わることは前回経験済みでしたが、今回は更にドラムまで入ってやってみました。

「もう1曲なにやる?」「ちょっとアップテンポのにしようか」「あ、オールオブミーなんかどう?」「それじゃあドラムも入ってみようか」
てな具合に(^^)

勿論叩き方によって結果は変わりますが、とりあえず昨日の感触では、ドラムが入ってものこぎりは十分聞こえる。(むしろピアノが小さく感じた)でした。(正面で聞いてくれた人の感想)


更に夜も更けてから、ギターの人とのセッションの際に、エフェクターをあれこれ試してみました。

これは以前ここでも書いた「ピックアップマイクを付けて、エフェクターを通してアンプで音を出す」ということ。

かなりボリュームを絞らないと、強くなりすぎること、ディストーション(だっけ?)を思い切りかけると面白い音になる。また和音設定も面白い効果が出る。等々。。。

ステージ上で、演奏終了後もあーだこーだとしばし遊んでしまいました(^^;)


そして何よりも良かったのが、過去最高にセッションに参加したことです(笑)。。。

まあ、私自身の問題もありましたが、のこぎりで誰とどのように絡む?となった場合、知ってる人限定かソロみたいな狭い範囲での参加がほとんどだったんですが、
昨日は丁度、譜面があれば弾けますよというジャズピアニストの人がいたこともあって、いきなり知らない人と適当に始めることが出来ました。更にギターが入ったり。


自分の反省は、オブリとかで参加するときも、カウントで数えないでなんとなくメロディ(とコード)の進行で楽譜を眺めるから、急な展開が入ったりすると簡単に迷子になってしまうこと(苦笑)。。。
その辺は考え方改めて、もっと慣れないとね。。。(^^;)


昨日は比較的人数が少なかったこともあって、ゆったりたっぷり楽しむことが出来ました。
多けりゃ多いで聴いてるのがまた楽しかったりするんですが。

で、人数少ないにもかかわらず、3時半くらいまで演奏やってて、それからいつもの中華屋へ(^^)
解散は朝の5時半を既にまわっていました。



第2回ぷらイム迎賓館

2010年01月31日 | 音楽・演奏とか
あと数時間で、今年も早1ヶ月が過ぎますね~。。。早っ・・・

さて、昨日はすみだトリフォニーホールまで、「ぷらイム迎賓館」を聴きに行きました。
音楽友達のようこさんと三谷さんによるテルミンとギターのユニットです。
http://www.prhymx.com/

ようこさんとは、彼女がテルミンを始めた頃に知り合ったんですが、会うたんびに天井知らずに上達していきます。
これは彼女の才能だけではなく、ひたすら努力のなせるワザで、ただただ頭が下がる思いなのです。

相方の三谷さんとの呼吸もバッチリで(ステージ上でもようこさんにしっかり添うように弾く三谷さんのお姿もステキでした)、合間のトークも、掛け合い漫才みたいで楽しませていただきました。

喜んでもらおう、その為の努力と苦労は一切惜しみません。という姿勢が、ステージ上だけでなくチラシ、プログラム、その他全てからにじみ出ていて、大事なことを思い出させてくれます。
それでいて本人達はすごく自然体でソフト。

理想のユニットですね(^^)

252席の小ホールも、前売りで既に完売。
でも意外だったのが、テルミンを生で初めて見るという人が結構大勢いたこと。
ゲストが野谷恵さんというピアニストだったんですが、彼女繋がり(目当て?)の人も結構いたって事かな?
私の隣に座っていた年輩のご夫婦も、テルミンについて、あーでもないこーでもない言ってたので、つい「こういう仕組みなんですよ」と軽く解説してしまった(笑)

それと驚いたのが、クラシックホールとはいえ、三谷さんのギターと歌を生音のみで演奏しきったこと。
元々美声の持ち主ですが、これは素晴らしかったです。

ようこさんの絶対音感も、これは天賦の才ですね。


場内も終始和やかで、私の方も偶然Kさんと会えたりで、最後まで楽しく聴かせていただきました。


そしてその後、夕方の待ち合わせを経て、ディープ蒲田へと突入するのであった(笑)


 



       つづく・・・



パート譜

2010年01月30日 | 音楽・演奏とか
先日完成した自作曲「白夜」

実は、自分でちゃんと弾けないというマヌケな事態になっているのだが、
譜面はのこぎりとピアノのスコアになっている。

それをとりあえずのこぎり用のパート譜に分けてみた。
簡単クリックで出来てしまうところがなんとも嬉しい。。。

すると、なんと弾きやすさが格段に違う。

単純に音符が大きくなって見やすくなった、というのもあるし、7ページだったのが見開き2ページに収まった、というのもあるし、
あとは余計な音符に惑わされない、というのが大きいだろう。

ピアノとの兼ね合いは、それはそれで大事なので伴奏譜の方も意識しつつなのだけど、とりあえず自分の練習としては、パート譜を出してみて良かった。


これを機会に、他に2曲(歌もの)で同じように伴奏と一緒になってるのがあるので、パート譜を作ってみた。
これは市販の楽譜なので、歌の所を打ち込んで新たに作成。

随分と見やすくなったのだが、他にやってみて気がついたこと、
いい加減に覚えていたところが何カ所かあった(苦笑)。。。

音の再確認という意味でも、やってみて良かったです。。。(^^;)




売れた(^^)

2010年01月27日 | 日常・生活とか
居間に掛けてあった時計。
正月に電波時計を買ったために不要になってしまった。

他の部屋でも使う当てもなく、かといって実家に譲ろうと言ってもいらないと断られるだろうし、、、

で、ハードオフに持って行った。

なんとなく気に入ってたけど元々安いものなので、10円でも良いから引き取ってもらえればと思ったら、300円ついた。ラッキー♪


あと、売れたと言えば、
私の自作CD。「日本のうた」と「おぎ原カン弦楽団」の2種類(各500円です)。
残っていた合わせて5枚を、ヤマハ渋谷店に持って行きました。

本来委託販売ということなんですけど、早速お店の方で買い取ってくれました。有り難や(^^)

基本的にはもう製産するつもりはないので、これで最後となりますよー。



5.97

2010年01月25日 | 車・バイクとか
今日は穏やかな晴天でした。
風も冷たくなく、バイクで走っていて気持ちよかったです。

で、そのバイクですが、
今朝出かけるときに既に燃料がエンプティ付近。

まあ、なんとかなるだろう、と仕事に出かけ、どうにかなんとかなったんですが、
帰り道ガソリン入れたら、満タン6リットルで、5.97リットル入りました。

かなりやばかったですね。。。(^^;)



静かな1日

2010年01月24日 | 日常・生活とか
今日は気持ちのんびりと過ごしました。

昨日が新年会で、準備で予想外のドタバタがしばらく続いていたんですが、同時に自分の演奏会のスケジュールやその他調整もやっていて、数日間やたらとバタバタしていたのでした。

それがまとめて昨日で終了。とりあえず結着。ということで、今日は気分的にものんびりでした。


ちなみに演奏会は、4月に茅ヶ崎でジャズライブ。7月に川崎でクラシックリサイタルを予定してます。

自分でも予想外の2本立てとなりました。(笑)とか言って、両方自分企画なんですけど・・・

それぞれまた追って告知させていただきますので、その節にはゼヒゼヒお運びよろしくお願いします。


で、今日はとりあえずクラシックの方の曲目練習をしました。
既に仮のプログラムは作ってあるので、その順番で弾いて、感触を確かめると共に、時間の確認。
だいたい予想通り(^^)
ただ最後に自分の曲を持ってきてるんだけど、それが一番弾けなかった。。。(苦笑)。。。


練習の間、あずきを部屋に出してあげてたんだけど、どうにもウンコクサイ。。。
パッとコタツの下を覗いたら案の定トロトロウンコ跡が・・・
すぐに拭き取る。

しばらくしてまたウンコクサイ。。。
下を覗いても今度はその形跡がない。
???と思っていたら、なんと私の座布団の上で、たっぷりしてやがった(>_<)

既にボロボロにされていた座布団なので、ここがお別れ時なのかな~・・・(T_T)

夕方、近所へ買い物に。また寒くなってきましたね。。。



教室新年会

2010年01月24日 | 音楽・演奏とか
毎年恒例となって参りました、夏冬の飲み会(笑)
というわけで本日は川崎のとある集会室に集まり新年会をいたしました。

会費を集めた後それを持って近くのスーパーで買いだし。
お陰で低価格で気兼ねなく和気あいあいと時間を過ごせます。

今回は初めて私の演奏タイムをいうのを設けてもらいまして、ならばということで、みんなが興味持ちそうな曲(そういう傾向)の入った楽譜本(マイナスワン付き)を紹介するという形で数曲演奏しました。
演奏を楽しんでいただくと同時に、参考にしていただけたら本望です(^^)

幹事の「もっと自由に沢山やって下さい」に乗せられて、30分くらいのつもりが気がつけば1時間近くやってしまった。。。
それはそれで楽しんでくれたのなら良いのだけど、他にちょっとやりたかったけど時間切れになってしまったものがあって、それはチト残念でした。。。

賞金、賞品を掛けたゲーム、クイズなんかもやりまして、終始和気あいあいでした。
楽しい時間を共有できて良かったです。

時間が来てお開きになった後、私のたっての希望で(笑)近くにある中華料理屋へ。

ディープ蒲田の際に利用してるお店の川崎新店舗です。
さすがに飲み食い疲れたか、こちらには参加5人。

味は、3店舗の中で一番サッパリ系。私には一番好みの味でしたね。(^^)

紹興酒をピッチャーで頼んで、お酒じゃない人はホットのジャスミンティ。
一品料理を数皿頼んで、2時間ほど歓談。

それでお値段一人800円。安い!!

しかも、ココの料理はハズレがないから嬉しいのです。

お店の名前で検索したら出てきたので、紹介しておきます。
「香楽園」

定休日無休で、営業時間が11:00~8:00(翌朝って事だよ)ってのがスゴすぎ(^^;)





出来た~!!

2010年01月21日 | 音楽・演奏とか
年末にちょこっとお知らせしました、のこぎりとピアノの為の自作曲、とりあえず完成しました~!!!わーい

タイトルは「白夜」です。

まあ、とにかく変な経過の曲でした。。。


年末にも触れましたが、これのそもそものテーマを考えたのは、私が中学生くらいの時。
大好きな「月の光」(ドビュッシー)にインスパイアされて作ったものです。
メロディとかは違うけど、多分雰囲気はそのまんま・・・
ただしその時は、右手のみの数小節。楽譜にも起こしてませんでした。

それからズラーーーッと月日が流れまして、'07年(でした)に今度は形にすべくトライしたのです。
その時に初めて五線譜に起こして、左手も考えました。(その時は手書き)

で、その時にタイトルも考えたんです。

元々が「月の光」に影響されてたワケでして、情景的イメージも実はそんな感じ。
薄明かりでシンと静まりかえってるイメージ。

そんな描写に対して、簡潔で良い言葉はないかな~と、あれこれ考えて出てきたのが「白夜」という言葉。

とりあえず言葉の響きが良いから、今度はそのタイトルをイメージして曲の続きを考え始めました。

つまり、メロディ→タイトル→メロディ という順番。


しかし、程なくフと気づく。

白夜って、1日中昼って事じゃん。。。(*_*)(薄明かりどこ行ったー?)
そもそも実際に見たことはないので、全てTVの映像からの想像なんですが、

ここに来て、根本からの作戦変更。
(これは既に今年になってからの話です)

情景描写から時間描写にイメージを変更する。
大枠そのものはそのまんまなんだけど、細かい設定の変更です。


しかも、なんだか難解な音の進行が続いている。(もはや半ばコントロールを失ってます・苦笑)


で、書いては休み、考えては書き、という作業を幾日かに渡って(分けて)少しずつ書いておりました。


そして、当初の予定よりは、多少コンパクトになりましたが、
ついに、今し方完成しました。やったー!!奇跡だ(笑)

ただし、これで本当に完成したとは思ってません。
実際にピアニストと合わせてみて、多分チェック箇所がポロポロ出てくるだろうから、そこで納得できたら晴れて本当の完成となります。

一応自分のコンサートのプログラムに入れるつもりですから、まずは楽しみにしていて下さい。(^^)



アバター観てきました

2010年01月21日 | 映画・本・漫画とか
久々に映画館に行きました。(何しろ前に観たのが「インディージョーンズ・クリスタルスカラ・・・」)
今日は天気も良く、出かけるには気持ちの良い日でした。風は強かったけど、何しろ暖かかったのが何よりも嬉しい。

茅ヶ崎のワ-ナーマイカルシネマズ。毎月20日が1000円均一のサービスデイ。3D作品はそれに+300円。
そういう日ということもあって、場内満席でした。私も開演15分前くらいに行ったので最後尾の左端という座席になりました。(前3列はまだ空いてたけど、3D作品に関してはお勧めはしないそうだ)


そう。今回久々に劇場に行こうと思ったのは、この3Dだったから。

ジェームズ・キャメロン監督が、満を持して世に出したという最新技術の3D。こればっかりは自宅では観られないからね。。。

まず最初に結論を言うと、「スゴイ!」そして「面白い!」

まず気になる3D映像、確かに他の3D作品とはまるで違ってました。
今回のスクリーンでも、予告編で2つ3D映像が流れましたが、何れも「ああ、こんな感じね、」っていう飛び出す映像。
じゃあ、アバターはどう違うんだろう?って観ながら思ったんだけど、

他の作品は手前に飛び出すように作って「迫力」を強調するんだけど、アバターに関しては奥行きを広げることによって「臨場感」を演出してる。
同じ原理のハズなのに、どうしてこんなに違うんだろう?ってくらい違う感覚だった。

面白いのが、引きで上空を飛行する戦闘機をパンしてる映像では、眼鏡を外しても同じに見えた。(私は若干の乱視が入ってるので、厳密にはSDに作ってるんだろうけど、肉眼で見る限り違いは分からなかった)しかしそれでもあきらかに「違う」感じがする。


内容に関しては、ネタバレしない程度に紹介しますが、
とりあえずは、古典的なファンタジー。

貴重な鉱物が取れる衛星パンドラを舞台に、人間(侵略者)と原住民の共存と闘いを描いてます。

で「アバター」って一体何?ってのも全然知らないで出かけました。
映画の設定では、人間と原住民のDNAを掛け合わせた合成人間(?)の事を指して、共通のDNAを持つ人間が神経(精神)をリンクすることによって、第2の肉体として動かせるもの。

年末には夫婦で「アバター」って何?って言ってたんですが、帰宅後その説明を妻にすると「ネット上では云々かんぬん」といつの間にか知識を得ていた。。。

ざっくりウィキペディアによると、
アバター(avatar)とは、2D/3Dのビジュアルチャットやワールドワイドウェブ上の、比較的大規模なインターネットコミュニティで用いられる、「自分の分身となるキャラクター」、または、そのサービスの名称である。漫画のような姿のキャラクターが用いられる場合が多い。

とのこと。


ストーリーは古典的だけど、キャラクターや世界観の設定と位置づけがすごく良い。

3時間弱という長い上映時間だけど、中だるみすることなく最後まで楽しめました。

とにかく映像がスバラシイ。
フル3DCGなんだけど、もう実写との区別が全然つかない。

といいつつ、TVCMや、今し方公式HPの映像を観ると、それはどうにも大したことない(苦笑)。。。
やはりSD立体映像ということで、臨場感と視覚的感覚がまるで違って見えるんだと思う。

2Dで観ても面白い映画だと思うけど、やはり3Dで劇場で観るのをお勧めする作品ですね。

3D眼鏡で気分悪くなったり、昨日にはヤフーニュースで「死者が出た」なんて記事も読んでビックリしましたが、私個人に関しては、そのようなことは一切ありませんでした。

映像、音、共に立体で久々に興奮しましたよ(^o^)

オフィシャルサイトはこちら


プロムス 2009 ラスト・ナイト・コンサート

2010年01月19日 | 音楽・演奏とか
NHKBSの「クラシックイロイヤルシート」の1月18日の番組。

「マンガノゲンバ」水木しげるSP後編を録画予約しようと思ったら、その後に続いてたので、ついでに撮ったんだが、

いやあ、これが面白かった!

番組紹介は以下のよう(HPから引用)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロンドンの夏最大の音楽イベント、プロムス。 英国生まれの指揮者ヘンリー・ウッドが1895年に始めた 「プロムナード・コンサート」が発祥であるこの音楽イベントは、今年で114回目を迎える。 毎年7月から9月にかけて英国内外から著名なアーティストを迎えて70以上の公演を開催。 総計30万人を超す観客を動員する。クラシックを身近に楽しめる機会として世界的に人気が高い。 この一大イベントの締め括りとなる9月12日のラスト・ナイト(最終夜) コンサートの模様をお送りする。
今回はバロックから現代音楽、オペラまで幅広いレパートリーを誇り、 N響をはじめ世界中の名門オーケストラにも客演するアメリカ出身の指揮者 デーヴィッド・ロバートソンが登場する。 今年メモリアル・イヤーを迎えたヘンデル作品から、ピアソラ作品まで ユニークでバリエーションに富んだプログラムをお送りする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ついでにプログラムもコピペしてしまおう。


1. 花火と華麗な吹奏 作品22 ( ナッセン作曲 )
2. 新しい組曲   ( パーセル作曲 /
ウッド編曲 )
3. 「さすらう若者の歌」 ( マーラー作曲 )
4. ショーロ 第10番 「心破れて」   ( ヴィラ・ローボス作曲 )
5. 大大序曲   ( マルコム・アーノルド作曲 )
6. リベルタンゴ   ( ピアソラ作曲 /
ジュリアン・ミローン編曲 )
7. 組曲「王宮の花火の音楽」 から ( ヘンデル作曲 )
8. ルール・ブリタニア ( アーン作曲 )
9. エルサレム ( パリー作曲 )
10. 行進曲「威風堂々」 第1番 ( エルガー作曲 )
ほ か
メゾ・ソプラノ : サラ・コノリー
トランペット : アリソン・バルサム
合 唱 : BBCシンフォニー・コーラス
 〃 : BBCシンガーズ
管弦楽 : BBC交響楽団
指 揮 : デーヴィッド・ロバートソン
ご案内 : クライヴ・アンダソン
ほ か

[ 収録: 2009年9月12日, ロイヤル・アルバート・ホール (ロンドン) ]

- 制作: BBC -


まず曲目だけでもバラエティに溢れてます。
更に「お祭り」ということで、会場も超満員で賑やか。四六時中ホール内に“ブーーーー”と音を立てて風船が飛び交ってます(笑)。日本じゃ考えられない。。。

楽しくドンチャン騒いだり、しっとりじっくり聴かせたりとのバランスも良い。


中でも面白かったのが、「大大序曲」
指揮者の周りには、4人の「掃除機を持った人」(笑)
紹介字幕を見ると、それぞれ指揮者、バイオリニスト、ピアニスト、番組プロデューサー。
形の違う掃除機(掃除道具)だが、曲の合間合間にスイッチを入れてゴーッと運転。テレビからじゃ残念ながらよく聞こえなかったけど、多分オケの邪魔をしてるんでしょうね。(^^)

曲の冒頭とラストで、客席側に猟銃を持った4人が登場。
曲のラストでは掃除機の4人を撃ち殺してハッピーエンド(爆)またこの4人が楽しそうに撃ち殺されてるのだ。(^o^)
私も思わず笑いましたよ。


ゲストがメゾ・ソプラノとトランペットというのもなんだか不思議な気もするけど、曲の時々に登場して、2人ともステキなステージを務めていました。

1曲ごとに会場のどこかにあるブースで、向こうのバラエティを見ているようなコメントが挿入。
これも面白かったですね。


でもって、思い返すに、日本の音楽教育は面白くなかったな~。。。と。。。
(少なくとも私の体験の中では。一部例外もありましたが・・・)
こういう“心地よい刺激”の中で聞けたら、クラシック好きな人うんと増えるだろうに。。。

相変わらず「クラシックの聴き方」みたいな下らない本も出回ってますが・・・


それと、日本じゃありえないだろうな、と思ったのが、会場みんなが旗を振って(主にイギリス国旗だけど、中には日本国旗を持ってる人もいましたよ)、みんなで凱歌を高らかに歌うこと。

日本でもスポーツ観戦の中ではそういうシーンもあり得るだろうけど、コンサート会場ではまず無いだろうな。
「戦意高揚」ではなく、「生活向上」という意味で凱歌を歌うことも良いんじゃないかな、と思ったりもしましたが、なかなかそうもいかないでしょうね。。。(^^;)

最後は(オケは関係なしで)会場全体で手をつなぎ合っての「オールド・ラング・サイン」(蛍の光)の大合唱。

もう私の中では保存版になりました。(まだ保存してないけど)
みんなにも見て見て!って言いたいんだけど、DVD-RAMなんだよね~ウチで焼ける形式が。。。


あ、水木SP後編も大変面白かったです。