「旅館編」
ビジネスホテルのロビーはすっきりとしている(といえないホテルもある)が、旅館のロビーは凄い。長い歴史のある旅館というわけでそれなりに物が多い、のは普通の民家の旧家と同じであるが、実に雑多なものが飾られている。
群馬県沼田市「ホテル青池」 (名称はホテルだが、私はここを旅館編に入れた)
ロビーには江戸時代くらいからの壷や掛け軸から昭和時代のアップライト・ピアノ、カラオケの機械まで世代を超えた各種の品々が誰が見るともなく、飾ってあるのか、あるいは置いてあるだけなのか。加えて大きな水槽まである。
この家は物を捨てられない家系なのかもしれない、というのも部屋に備え付けのドライヤーがこれまた時代物で、今時の掃除機のホースよりもごつい。引き出しには小型のドライヤーが入っているのだから、この古い方は取り外せばよいと思うのは、物を大切にしない世代の考え方なのかも知れない。
同じ経営者が道を隔ててコーヒーの豆を売るお店を開いている(閉まってもいるが・・・)のは見識があって嬉しい。ところがこの豆で挽いたコーヒーがホテルのロビーでサービスされるわけでないのが、夫婦の齟齬を感じさせる、考え過ぎか。
今は使えないドライヤー
ビジネスホテルのロビーはすっきりとしている(といえないホテルもある)が、旅館のロビーは凄い。長い歴史のある旅館というわけでそれなりに物が多い、のは普通の民家の旧家と同じであるが、実に雑多なものが飾られている。
群馬県沼田市「ホテル青池」 (名称はホテルだが、私はここを旅館編に入れた)
ロビーには江戸時代くらいからの壷や掛け軸から昭和時代のアップライト・ピアノ、カラオケの機械まで世代を超えた各種の品々が誰が見るともなく、飾ってあるのか、あるいは置いてあるだけなのか。加えて大きな水槽まである。
この家は物を捨てられない家系なのかもしれない、というのも部屋に備え付けのドライヤーがこれまた時代物で、今時の掃除機のホースよりもごつい。引き出しには小型のドライヤーが入っているのだから、この古い方は取り外せばよいと思うのは、物を大切にしない世代の考え方なのかも知れない。
同じ経営者が道を隔ててコーヒーの豆を売るお店を開いている(閉まってもいるが・・・)のは見識があって嬉しい。ところがこの豆で挽いたコーヒーがホテルのロビーでサービスされるわけでないのが、夫婦の齟齬を感じさせる、考え過ぎか。
今は使えないドライヤー