桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

桜燕日記 Jul. 3, 2019

2019-07-03 | 桜燕日記
 昨日から今日にかけて、気象庁や福岡管区気象台などで、数回にわたり緊急の記者会見が行われ、大雨に対する最大級の警戒を呼びかけた。
 一昨年の九州北部豪雨、昨年の西日本豪雨と、二年連続で豪雨災害が発生、多くの犠牲者を出してしまった。今回、局地的にそれらと同程度の大雨となる恐れがあり、早めに対策がとられた形となる。

 今朝から、大牟田市にも大雨警報が発令された。
 それに伴い、市内各地に自主避難所が設けられた。避難勧告などは出されていないものの、自主的に避難した人もいたという。
 ただ、我が家は土砂災害や浸水害の心配がなく、河川が氾濫してもこの辺りまで水浸しになることはまず無い立地にあるので、今回も自宅で大雨関連の情報をチェックするに止めた。もっとも、近隣の荒尾市や南関町は注意報止まりだったし、インターネットで雨雲レーダーをチェックしてみても、大牟田市には大雨をもたらすような雲がかかることはなさそうだったので、私自身はさほど心配していなかった。

 結果的には24時間雨量が100mmを超えることもなく、時間雨量も最大20mm程度と、それほど大した雨にはならなかった。
 警報は、ほぼ空振りに終わった感じ。

 もちろん、空振りに終わったのは、結果論ではある。
 しかし、一昨年、昨年と、大牟田市には大雨特別警報が発令されている。そして、いずれも、大牟田市では目立った被害が発生していない。
 あまりにも空振りが続いてしまうと、そのうち住民に警報慣れ、特別警報慣れが生じてしまい、正常性バイアスとも相まって、いざというときの避難行動に遅れが生じてしまうことになりはしないだろうか。それが、一番の心配である。

 梅雨入りが遅かった分、梅雨明けも遅れるだろう。
 これからも、いつ何時大雨になるか分からない。水害の恐れは少ない、とはいえ、油断は禁物。いざというときのために、備えはしっかりしておきたい。


最新の画像もっと見る