ベネズエラ、パナマと国交回復＝新大統領就任を歓迎

ベネズエラ、パナマと国交回復＝新大統領就任を歓迎

 

　【サンパウロ時事】南米ベネズエラのマドゥロ大統領は２日、テレビ演説で、３月に断絶したパナマとの国交を回復すると発表した。同国で１日、バレーラ新大統領が誕生したことを歓迎し、「両国の外交関係を再構築し、経済的な結び付きを一層強化する」と語った。
　ベネズエラは３月、同国の反政府デモをめぐって、混乱収拾に乗り出そうとしたパナマを「内政干渉だ」と非難。国交を断絶し、首都カラカスに駐在する外交官を国外追放していた。
　パナマでは５月、大統領選挙でバレーラ氏が当選した。１日の就任式には、ベネズエラの副大統領も出席した。（2014/07/03-06:10）