ラマダンの断食禁止=政府機関など徹底-中国新疆
【北京時事】イスラム教のラマダン(断食月)が始まった中国新疆ウイグル自治区で、政府機関など が公務員や教員に、ラマダン中の宗教活動禁止を徹底するよう指示を出している。当局発表で197人が死亡した区都ウルムチの大規模騒乱から5年となる5日 を控え、当局の厳しい規制は、イスラム教徒の多いウイグル族の反発を招く可能性がある。
同自治区トルファン地区商務局はホームページに、共産党 幹部や公務員に対し、断食やモスク(イスラム礼拝所)での宗教活動参加を厳禁する指示を掲載。本人だけでなく、家族や友人らにも「宗教・迷信思想の侵食を 防ぎ、違法な宗教活動と積極的に闘う」よう指導することを求めた。(2014/07/04-05:39)
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