共産党93歳、腐敗に危機感=ソ連崩壊時と同年齢に-中国紙
【北京時事】中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、党創設記念93周年の1日の社説で、ソ 連共産党が帝政ロシア時代に前身となる革命政党が結成されてから、1991年に解散するまで93年だったことに触れ、「中国共産党の長期政権も厳しい挑戦 に直面しており、官僚の腐敗問題が明らかに突出している」と危機感をあらわにした。
社説の見出しは「次第に佳境に入る93歳の中国共産党」。 93年間のうち同党が政権を担当したのは49年以降の65年間だが、ソ連ではロシア革命で社会主義政権が樹立されて以降、65年がたった82年には既に 「深刻な社会停滞に陥り、官僚主義によって侵食されていた」と説明。「ソ連の計画(経済)は一切を決定する硬直した体制だったのに比べ、中国は現在、世界 で最も凝集力が強い市場経済大国になった」としてソ連との違いを強調した。(2014/07/01-18:16)
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