ティモシェンコ氏釈放へ=与野党合意で内相罷免-ウクライナ
【モスクワ時事】ウクライナ最高会議(議会)は21日夜、反政権デモ隊が求めていた収監中のティモシェンコ前首相の釈放に道を開く刑法改正案を可決した。また、デモ隊と治安部隊の衝突で死傷者が出た責任を問い、内相と検事総長を弾劾・罷免した。
21日の与野党合意の一環として、2013年11月に欧州連合(EU)加盟要求から始まったデモの事態打開に向け、ロードマップ(行程表)履行が早速始まった。
前首相は11年、ロシア産天然ガス輸入契約をめぐる職権乱用罪で禁錮7年と公職停止3年の判決を受けて投獄された。刑法改正案はこの職権乱用罪を廃止する内容。必要な手続きを経て3月にも釈放される見通しという。(2014/02/22-06:02)
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