

奈良県桜井市の長谷寺へ。
西国三十三所観音霊場の巡礼を始めた徳道上人が開いたお寺で
飛鳥時代から続いています。
徳川家ともゆかりが深い。徳川15代将軍の位牌も安置されているのです。
ここは、花のお寺とも言われていて、
桜やボタン、あじさいの季節も訪れる人が多いとか。
今は、なんといっても紅葉です。


本堂の舞台から見える風景は絶品。
今回の目的は、ご本尊の十一面観音菩薩。
12メートル13センチという、日本最大級の観音様の
足下まで行くことができる特別拝観が行われているとあって、
自称・仏像ガールのわたくし、これは見ておかないと。
12メートルがどれほどの大きさか、あまりピンときていなかったので、
観音様の足下から見上げたときの感動は、言葉では表せませんでした。
なんか、泣きそうになった…
ありがたい…

観音様は立っていらっしゃるのですが、
このお姿はみんなの願いを聴いてくださる慈悲の深さを表しているそう。
観音様のおみ足に触れて願い事をするのですが、
あまりの感動に、何をお願いしたか憶えていません。
拝観後には、お坊さんに水を頭につけてもらって
なにやら拝んでいただいて…
これが結縁、というものでしょうか。
特別拝観は12月12日までだそうなので、是非。


奈良は少し肌寒かったです。
訪れる方、暖かくしてお出かけください。