今日のレンズは、ミノルタのマクロレンズ MD MACRO 50mm F3.5です。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.23m(ハーフマクロ)
フィルター径 55mm
重量 200g
ミノルタMFカメラ用としては最後の50mmマクロレンズです。
無限遠からヘリコイドを回していくと、伸びてきた鏡胴の側面に拡大倍率が出てきます。右の白字がレンズ単体での倍率で最大1:2のハーフマクロになります。専用中間リングを付けた場合は左の青字の倍率となります。またヘリコイド部分の先端には+1/2や+2などの数字が書かれていますが、これらは接写時の露出倍数を表しています。
現在のようにTTL露出計で測定して自動露出で撮影するのが当たり前の時代には不要な数字ですが、まだ自動露出でないカメラも使われていた時代ですので、有用な表示だったのでしょう。
今回はマイクロフォーサーズ機で撮影しています。フルサイズ機で使うときの倍の焦点距離の画角での撮影になりますので、中望遠の100mmマクロでの画角となり、50mmマクロはなかなか使い勝手の良いレンズになります。
写りのほうは、ピント面はバリバリにシャープです。ボケは滑らかでなかなか良い感じです。
こちらもなかなかシャープです。
条件によっては玉ボケの輪郭が少しくっきり出ることもあります。これもシャープさと裏腹の現象なんでしょうか。
Lumix DMC-G2+Minolta MD MACRO 50mm F3.5