迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

屏東縣東港(台湾)

2011-08-09 23:18:48 | Micro Four Thirds
台湾の地方の町シリーズ(2)

前回の佳冬からバスで東港へ向かいます。時間にすれば20分程度。ここは漁業の町。黒マグロの水揚げ港として有名です。
町外れのバス停から、魚市場のある港まで暑い中を歩きました。


スイカも安いです。しぼりたての西瓜汁(スイカジュース)1杯500cc入って何と10元(30円)!


港までくると、まずは入口に近いところに黒マグロ専用市場があります。


   

もちろんここでマグロを買うこともできますし、その場で食べることもできます。


黒マグロは、台湾でもけっこう高価ですので、行かれる方はご注意ください。

さて、港を更に奥のほうに行くと、華僑市場があります。
こちらは様々な海産物の小売店や食堂がぎっしり並んでいます。
日本でもよくある景色ですね。




魚の頭だけ売っています。日本にはないディスプレイ方法ですね。


東港のもう一つの名物は桜海老。世界中で日本の駿河湾とここしか獲れないとのこと。
市場の食堂で名物の桜海老チャーハンをいただきました。さすが旨い!


東港にはまだまだ名物があります。
これは台湾の小吃 肉*(ロウグオ;米へんに果)
もちもちでシコシコ食感の米*(米へんに果)にとろみの付いたおかゆ状のスープをかけたもの。


この米*(米へんに果)ですが、いわば甘くないウイロウみたいなものです。
台湾人は、この食感が好きでよくQQという表現をします。またとろみも好きなのですね。
台湾人の好きな味の二つが合わさったのが肉*(米へんに果)。
なかなか美味です。

交通手段
・高雄駅前からバス(高雄客運、屏東客運など)東港下車
  1時間に4~5本あるようです。
・屏東駅などからもバスがあります。
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屏東縣佳冬(台湾)

2011-08-09 22:39:31 | Micro Four Thirds
台湾の魅力は都市だけではありません。
地方の小さな町もなかなかよいものです。

高雄から台湾南端に向かっていく途中に佳冬という小さな町があります。
台鉄(台湾鉄路)屏東線の普通列車で1時間半くらいのところ。
料金は79元(230円くらい)。台湾は交通機関の料金がとても安いです。
途中、大きな川を渡ります。以前使っていたトラス橋が残っています。
2年ほど前の台風で真ん中は流された?ようです


ようやく駅に着きました。


ここは客家の町として有名。
町と言っても、本当に小さな集落です。10分もあれば端まで到達します。
ここには客家の古い家が残っています。
まずは町の中心の広場に建つ客家の旧宅


その外壁


週末は案内人がいて内部見学をさせてくれるそうです。
私が訪れたのはウィークデイだったので閉まっていました。

そしてもう1軒、集落の外れにポツンと建っています。


そして普通の家も独特の姿をしています。


南部の田舎は、本当に時間が止まっているような不思議な空間でした。
北上していくにつれて、こんなのんびりした空間がだんだんと無くなって行きます。

  (いずれもLumix DMC-G1+G VARIO 14-45mm F3.5-5.6)

アクセス
・高雄から台鉄(台湾鉄路)屏東線の区間車で約1時間半。1~2時間毎の運行なので時刻表で確かめてください。
・高雄駅前からバス(墾丁列車という墾丁行など)で1時間くらい。高雄客運屏東客運など数社の共同運行。
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