なかなかそれがついたカメラが買えないので、自分でスイングパノラマもどきを作ってみました。
DMC-G1+M-ROKKOR 40mmF2 (5枚を合成)
マイクロ-フォーサーズを入手したら、どうしてもやってみたかったのが、Cマウントレンズでの撮影です。
早速マウントアダプターを入手してみました。
そしてレンズは、ニッコールのシネレンズ、Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mmです。
Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm
レンズ構成:4群5枚
フィルター径:40.5mm
最短撮影距離:0.7m
重量:105g
こんな立派な箱に入っています。
今から十数年前、このレンズを売ろうと思ってカメラ買い取り店に持っていったら、
「よいレンズなんだけどね。今は二束三文だよ。せっかくだから持っていたら。」
と言われ、そのまま奥にしまいこんだままにしていました。
ようやく陽の目を見ることとなりました。
小ぶりなレンズです。コンパクトなDMC-G1に装着してもずいぶんと小さく見えます。
さて、どんなふうに写るか、まず見てください。
Lumix DMC-G1+Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm
イメージサークルは、四隅が少し欠けるくらいで、フォーサーズにぴったりです。
画面を3:2や16:9や1:1にすれば、ケラレは少なくなります。
イメージサークルがギリギリなので、周辺画質が心配でしたが、写真で見てお分かりのように、
周辺画像が流れることはほとんどありません。
Lumix DMC-G1+Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm
開放F値が1.8と明るいので、ボケも作ることができます。
画角はマイクロフォーサーズですと、35mmフィルムカメラ換算で50mm程度の画角になります。
かなり、まじめに作られた優秀なレンズ、という感じがします。
コンパクトで明るいレンズですので、標準レンズとして活躍しそうです。
もっと使ってみましょう。