迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

Meyer-Optik Goerlitz Trioplan 1:2.8/100(M42)

2007-01-04 22:54:55 | Lens made in GERMANY

名前の如く、3枚玉の中望遠レンズ。

アルミ鏡胴で非常に軽くできています。
最短撮影距離 1.1m
フィルター径 49mm
1950年代と思われます

さすが3枚玉、開放F値では滲んで、美しい描写をします(F2.8)


少し絞ると、きりっとした画面になります(F8)


最近接撮影です。
光の当たったところにフレアが出ています。ほわっとした描写で、結構よいですね。

作例はいずれもαSweet Digital+Trioplan 1:2.8/100(マウントアダプター使用)

3枚玉はとてもおもしろいですね。
最近のレンズにはない楽しさがあります。気に入りました。

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Schneider-Kreuznach Xenar 1:2.8/50 (M42)

2007-01-04 00:55:07 | Lens made in GERMANY
ドイツレンズの3大ブランドの一つであるSchneiderのレンズ。


今は無き青山通りのカメラショップで購入した、EDIXA Reflex Model Cについていた標準レンズです。


EDIXA Reflexは、旧西独側のWiesbadenにあったWirgin社が作っていた、ファインダーも交換できるシステムカメラでした。でも情報は少ないですね。詳しい参考書としては、カメラレビュー クラシックカメラ専科No.61「キネエキザクタから始まるクラシック35mm一眼レフ」くらいでしょうか。まるで中世の甲冑を着た騎士を思い起こさせるような、クラシカルな雰囲気で、なかなか良かったのですが、重くて扱いに苦労しました。
結局、ボディは売ってしまいました。レンズのみ手元に残りました。

レンズは半自動絞り。昔のオートタクマーやヤシノンなどと同じ構造です。

フィルター径48mm
最短撮影距離50cm
半自動絞り

ところでSchneiderのレンズは、シリアル番号から製造年が推定できます。
私の所有しているレンズは1960年頃のもののようです。


αSweet Digital+Schneider-Kreuznach Xenar 1:2.8/50(マウントアダプター使用)

階調が豊かで、好きなレンズです。
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