端午は今、オビディエンス1の競技に出て
合格することを目標に練習しています。
オビディエンス競技には脚側行進をしながら
タッテやフセ、スワレを命じて犬はその姿勢で止まり、
ハンドラーは歩き続けるという課目があります。
この練習で注意すべきことは犬が止まる時に
行進方向に引かれた架空のラインに並行にピタッと止まることです。
ラインに対して斜めに立ったり伏せたり座ったりしては
減点になります。
脚をパタパタとずれて止まることも。。。
明らかに止まっていることをアピールするために
数年前まではこの動画のように一度跳ねて止まるという
トレーニングが主流で競技でもそのようなパフォーマンスが見られました。
しかし今は不自然な動きとして評価が下がるようです。
本番のリンクでは犬もハンドラーも
70%のパフォーマンスができれば上出来です。
環境や緊張など様々な状況で、下がって行きます。
100%練習で良いパフォーマンスができていても
なかなか100%発揮するのは難しいのです。
そこで、練習ではちょっと大振りなパフォーマンスを作っておくのが
セオリーだったりします。
例えば、ヒールポジションで犬が横についている時、
少しお尻を人の脚の後ろ側へ入れ込むように教えます。
本番では犬がちょうど良くハンドラーと並行になるからです。
同じように想定して大振りなパフォーマンスを入れたのですが、
端午はこの作業をめっちゃ楽しんでて、
なんだか本番でもやっちゃいそうな予感がします。
あまり環境に左右されない子なので、
この方法、凶と出そうな予感ありありです。
競技と練習、こんな駆け引きも面白いところです。