goo blog サービス終了のお知らせ 

to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ラップ(Tタッチ)と心の暖かさと

2017年05月01日 | オビディエンス世界大会
蒼太と競技をしていていつも指摘される欠点がある。
それは停座でのお尻が浮いてなかなか地面につかないこと。



この部分を今まで見過ごしてきたわけではない。
ずっと悩み、いろんな方法を試し、挫折してきた。

私がお尻をつけて欲しいと思えば思うほど、お尻落ちは遅くなる。
私に限らず、心に少しでも遅いなぁと思えば誰がやっても遅くなる。

プレッシャーのかけずぎだと言われ、自分を直した。
プレッシャーをかけなければ脚側で歩くことが楽しくなり、
それもまた浮く原因になった。

これを1〜2ヶ月で治す術が私にはない。
10年間悩んできたことがそんなに簡単に結果が出るとは思えない。

選考会では、引退試合のつもりだったから、
お尻落ちを気にしてプレッシャーから固い表現になるのを避けた。
蒼太と楽しくできれば良かった。
表現としてはすごく良くて集中力もあった。

もちろん世界大会で、浮いたお尻が通用するなんて思ってないよ。
この世界で15年やってきてるからね。
これが実力、自分の限界だってわかってるよ。
そこに囚われることで何度も潰れかけてきてるんだよ。
何度も蒼太を潰しかけてきてるんだよ。
それを知ってるW先生と努力はしても拘るのはやめようと話した。

そんな中、以前少しかじったTタッチで
蒼太自身の内面からカラダを意識できないか?模索してみた。
自分なりにラップを試したり、後ろ足にTタッチを施したりした。

Tタッチを本格的に習い始めたNさんに、蒼太のラップの仕方を
アドバイスしていただいた。
Nさんの暖かい気持ちとともにラップしていただき、
蒼太はとてもリラックスしていた。
この雰囲気が私と蒼太にはとても大事なことだと実感した。
教えていただき、本当に感謝です。
ありがとう。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする