goo blog サービス終了のお知らせ 

to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

蒼太が家族になって1年です。

2007年11月12日 | 日々の出来事

去年の昨日、蒼太くんがo-家の家族になりました。

北海道からはるばる、飛行機に乗ってやってきた蒼太くん。

来たときは、7キロくらいで、欧介兄さんと同じ位の大きさでした。

ひょろひょろと長い足と、尻尾。

そして、トレードマークのかたっぽだけ、青い目。

その目で見つめられると、吸い込まれそう。

 

初めて会ったとき、ケージの中から、

「この人たちが、僕のお父さんとお母さんになるんだね。」

って、すべて分かっているかのような表情をしていた蒼太。

不安というより、確認の表情だった。

そして、蒼太は、o-papaとo-mamaのそばにくっついて離れなかった。

ケージに入れられ、一人で飛行機に乗せられた時点で、

彼は、今までの場所が、彼のいるべき場所ではないことを、

悟ったのだと思う。

凄いな~って、感心した。

それから1年、蒼太は、常にこちらを見つめ、

こちらの感情を一心に感じようと努力し、

家族の一員になるためにルールを学び続けた。

なんだか、いじらしく、不憫にさえ思えることもある。

でも、それが蒼太なのです。

 

今、蒼太は、アジリティーとオビディエンスとsheepを

やっています。

競技犬、又は、訓練犬のような生活でも、

蒼太自身は、何の不満も感じず、

何か一緒に出来ることが蒼太のお仕事であり、

楽しみでもあるのです。

でも、o-mamaは、せっかくo-家に来たのですから、

家庭犬としての幸せも知って欲しいと思っています。

バランスの良い生活と愛情が、良い犬を育てると思うからです。

 

最近の蒼太くん、

夕方になるとワンコがたくさん集まるM公園に行っても、

ひとしきりみんなと遊ぶと、

大人になって、みんなと遊ばなくなった欧介兄さんと

o-mamaが、オビ練をしているのが気になる様子。

戻ってきて、一生懸命欧介兄さんの真似をして、

アトしたり、フセしたり、、、

オビが面白くなってきたみたいです。

ちょっと、邪魔だけど、自らやりたいと思ってくれる

この日を待っていたのです。

アジも、オビもsheepも

やりたいと思う欲求を最大限に引き出せれば、

楽しんでやってくれます。

蒼太を育て、教育とは、詰め込むことではないんだなぁ、って

感じました。

芽が出るまで、じっと待ち、

水や肥料といった手助けをしてやって、

自らが育とうとする力を与えてやることだと思いました。

もちろん、反れて欲しくない道に枝が伸び始めたら、

思い切って、切り落とし、まっずぐに修正する必要もあります。

そのときは、なるべく痛みや傷を引きずらないように、

素早く、適所で、対処する意思が必要です。

蒼太には、ゆっくりとでいいから、

のびのびとまっすぐに育って欲しいです。

 

1周年の記念にポチットしてね。

Atelier sucre sale」も、覗いてみてね。

 

 

 

Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする