『りらっくごvol.3』
2009年11月8日(日) 14:30
安城市文化センター 和室
桂 佐ん吉 『田楽喰い』
笑福亭生喬 『笠碁』
桂 こごろう『阿弥陀池』
トーク
佐ん吉さん、
可愛い。
可愛くてしかたがない。
自分が歳を重ねたことを感じます。
もちろん落語もよかったです。
しっかりお客様をつかんで雰囲気を作ってくれました。
笑いも多くて、そでで聴いていて、「いい会になりそう」な気がする。
前回までは、座布団と名ビラはめいめい返しで、高座を終えた噺家さんが返してくれていました。
それが、突然、「せっかくきれいに着物着てるんだから…」とこごろうさんに言われ、私がすることに。
こごろうさんに「見台はそのままで、座布団返して、名ビラを返す。25秒で。」と説明を受け、ちょっとドキドキ。
高座おりてきた佐ん吉さんが「座布団返しちゃいました」と言われ、少しホッとしてメクリだけ返しました。
続いて、生喬さん、
もう、マクラから、大きな笑いが響きます。
落語に入り、声のないとこでも笑いが起きるので、我慢できずに、そでからそっと覗く。
ワクワクするような楽しい落語。
お客様が喜んでくださっているのが伝わってくる。
さて、次のこごろうさんは見台は使われないとのことで、
「名ビラを返してから舞台にあがって、座布団を返して、見台をさげる」。
着物で踏み台の上り下り、転ばないように気をつけて。
こごろうさんは「阿弥陀池」。
私は以前聴いて大笑いした演目。
『りらっくご』のお客様にも聴いていただきたいと思っていたので嬉しい。
そでで聴いていて、やっぱり笑っちゃう。
噺家さん、お客様、皆さんの熱気で暑く感じました。
最後にトーク。
いつも落語を終えたばかりのこごろうさんが仕切ってくださっていましたが、
今回はこごろうさんより1週間先輩の生喬さんが進行。
こごろうさん、汗をふきながら、トークがすすみます。
ここでしかきけない話がきけたのではないかな。
掛け合いの面白さを楽しみつつ、驚いたり、納得したり。
そして、お客様をお見送り。
楽しかったと声をかけてくださる。有難いなぁ。
試行錯誤しながら3回目の『りらっくご』を終えて、
こんな会にしたいという形がみえてきた気がします。
愛知県にもこんな会があっていいんじゃないかと思いませんか?
次回は5月30日(日)です。