りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『蒲郡落語を聴く会~古今亭志ん輔独演会』

2009-11-16 11:04:00 | 落語会レポ
『第167回 蒲郡落語を聴く会~古今亭志ん輔独演会』
2009年11月15日(日) 17:00
蒲郡市生きがいセンター

古今亭志ん輔「蔵前駕籠」
古今亭志ん輔「二番煎じ」
お仲入り
関山和夫(話芸研究家)おはなし
古今亭志ん輔「幾代餅」

「蔵前駕籠」
初めて聴く演目。
展開にワクワクしながら聴きました。
あの後、吉原にたどりつけたのかな?

「二番煎じ」
温かい会場にいて、凍てつく寒さを体感し、
ちょうどお腹のすく時刻、しし鍋は、ほんと美味しそうでいい香りが。

「幾代餅」
ロマンチックな噺…やっぱり好き。(いくつになっても乙女だね。)
清蔵が真面目なだけじゃなく面白くて笑っちゃいました。
年季があけて清蔵のもとにやってきた幾代太夫の黒の着物・朱の帯・白の帯締のコントラストがすごく素敵でした。

志ん輔師匠、粋で渋くてカッコイイ。
また聴きたい噺家さんが増えてしまいました。

ところで、こちらの落語会、いつも関山先生の「おはなし」があります。
関山先生はすごい方なのですが(談志師匠を談志クンとよぶことのできる数少ないお一人だとか。)、
とても穏やかな雰囲気の紳士です。
噺家さんも関山先生を尊敬していて、緊張していらっしゃるのですが、
一席目の高座に向かう志ん輔師匠に関山先生が
「私もみせていただきます」
と声をかけられると、志ん輔師匠が
「片目つぶってみてください」
とおっしゃって高座に向かわれました。
その一言に落語を聴く前からキュンとしてしまったコトリでした。
コメント (4)
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