りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『動楽亭昼席』(もずさんからの投稿)

2010-10-01 23:04:54 | 落語会レポ(投稿)
『動楽亭昼席』 10月1日 14時~

入りは約40人

桂 弥太郎 「ふぐ鍋」
前座でこのネタとは、成長の早い証拠か?
無難にやり終えた感じ。清酒の名前は、吉朝さんと同じで「犬の盛り」

桂雀五郎 「牛褒め」
なつめがたの手水鉢ではなくて、石灯籠が出てきた。
最後に牛はお尻は見せたが、汚いものを落とさなかった。少しでも綺麗に終わろうと言う配慮か?

桂吉弥 「七段目」
マクラで、「これだけは言わして欲しい」と、昨日の阪神の横浜戦の敗戦について。
「昨夜の阪神とかけて」と、なぞかけを披露。
七段目は、安定した感じで、さすがでした。目の演技がよかった。

桂雀々 「代書」
枝雀さんのに似ているが、あちこちに雀々さんの工夫あり。
留五郎の妻や近所の人が、藤山寛美そっくりだった。本籍や姓名も「ありません」と留五郎は、答えた。
自分の事を「留っちゅん」という言い方が面白かった。
大声で「ポーン!!」言う前の間が良かった。

中入り

桂 ひろば 「いらち俥」
修行時代の運転失敗談から「いらち俥」へ。
高座で飛び跳ねていたので、スピード感があった。

桂 雀三郎 「天狗裁き」
登場するするなり、「私は実は歌手です」と「ヨーデル食べ放題」を熱唱。
「歌手が本職で、落語はアルバイトです」と言うと、本当にする人があるので困るとの事。
奉行が「奉行にならば、しゃべれるであろう」と言った時の顔つきが面白かった。
天狗も夢の内容を知りたがり、葉うちわを、さりげなく動かす演技がよかった。

以上、中々充実した会でした。

-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、もずさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

今日、米朝事務所HPで11月の『動楽亭昼席』の番組をチェックしたのですが、
お目当ての雀三郎師匠も紅雀さんも出番がなくて…ガッカリ。
今月、愛知県の福祉施設に、
雀三郎師匠とまんぷくブラザーズさんがおみえになるらしいんですよ。(←雀三郎師匠のHPの情報)
一般の人も参加できるのか問い合わせたいと思っていたのですが、
寄席文字勉強会と日程が重なり、断念しました。
12月の『動楽亭昼席』に期待します。


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