りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『りらっくご vol.2』

2009-07-06 18:55:42 | 落語会レポ
『りらっくご vol.2』
2009年7月5日(日)14:30
安城市文化センター1F和室

桂 雀五郎 「青菜」
笑福亭 たま「高津の富」
桂 こごろう「かわり目」
トーク

昨日、「レポは明日あらためて」などと書いてしまいましたが、
今回、会場の外で聴いていたので、レポといえるか疑問?
ちゃんとしたレポは、スタッフの葉さん、mayさんが、書いてくれると思うのでリンクからご覧ください。

というわけで、舞台袖レポです。

準備がととのい、開場。
開演までの時間、お客様にトークに使うための噺家さんへの質問を書いていただく。
二番太鼓の後、ちょこっとご挨拶。

雀五郎さん、私的なチャッチフレーズは「落語職人」です。
受付にいて、ちゃんと聴けませんでしたが、雀五郎さん、珍しくマクラをふっている?
内弟子時代のエピソード?
受付終えて舞台袖にいくと「青菜」が始まりました。
声を聴いているだけですが、それでもつい笑ってしまいます。
途中、こごろうさんとたまさんが中の様子をうかがいに。
反応を聴きながら、かける演目や演じ方を考えていらっしゃるようです。

たまさん。
小噺のあと、ショート落語をたっぷり。
初めて聴くのもあって嬉しい。
演目は「高津の富」。
途中、表情や仕草がみたくなりました。

こごろうさん。
マクラで、雀五郎さんがすごく無口という話や、たまさんがすごくしゃべるという話。
ちょうど、たまさんとのファミレスでのエピソードの時、
一度楽屋にもどられたたまさんが舞台袖にもどってきて、自分のネタにめちゃ笑っていらっしゃいました。
演目は「かわり目」。
声を聴いているだけだけど、なんだかホンワカ感が伝わってきます。

そして、トーク。
無口な雀五郎さんのトーク、すごく楽しみでしたが、やっぱり、しゃべらない。
こごろうさんが質問しても、やっぱりしゃべらない。
そのやりとりが、可笑しくて、、、
そんな雀五郎さんが唯一喰いついた質問は
「師匠について、ここが好きでたまらない♡というチャームポイントを教えてください」。
雀五郎さん、「チャームポイントですか~?」と叫ぶ。
キャー、しゃべってるぅ…でも「チャームポイントですか~」を繰り返してるだけですが…。
お客様のいろんな質問で、噺家さんのいろんな一面を知ることができました。

終演後、帰られるお客様の笑顔やあたたかい言葉がすごく嬉しくて、あぁ、よかった~とホッとする。

前回の反省から、改善できたこともあったし、今回新たな反省点もあった。
試行錯誤しながら、ちょっとずつ、目指すかたちに近づいている実感。
お客様にいただいたアンケート、いろんな意見や感想や励まし、とても有難い。
次の会に向けて、いっぱい力をいただきました。

スタッフの着物姿や応対がとっても評判いいのも、すごく嬉しい。

名ビラについてもコメントいただきました。ありがとう。
でもね、私、がんばって書きましたが、寄席文字はあんなものではないのですよ。
あぁ、右太治師匠の寄席文字をみていただきたい!
もっと、のびやかで、すがすがしくて、力強くて、ほんとに素晴らしいのです。
一生かかっても師匠のようには書けませんが、会と共にちょっとずつ成長していきたいです。

お客様、噺家さん、スタッフ、応援してくれる全ての人に、
心から感謝です。
コメント (6)
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