りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『田辺寄席昼席』(もずさんからの投稿)

2009-02-22 10:17:59 | 落語会レポ(投稿)
『田辺寄席昼席』
2009年2月21日(土)

桂雀太「延陽伯」
雀太さんは2回目だが、マクラが個性的で面白い。
今回は、大阪人のしゃべり方について例をあげて説明。
(前回は、変った工夫した食べ物だった)
他の演者より、新妻がやってくるので、ウキウキする部分が多い演出で、これが楽しい。
火事になったら、どうしようと言う部分でおしまい。

桂紅雀「がまの油」
マクラで自分の私生活を披露。
奥さんも働いているので、夜は外食する事もよくある。
行く所が王将・マクドナルド等なので、生活レベルが、ばれてしまうとの事。
シラフの時は整然と演じ、目つきがコミカル。
酔っ払ってからが面白い。
この部分では、ヒーヒーと声を出して笑っているおばちゃんもいた。

桂文太「文六豆腐」
江戸落語の「文七元結」の贋作。
初めて聞いたが良い人情話。
自分の所が苦しいのに自殺しそうな人に金をやり、怒る奥さんが面白い。
最後はハッピーエンド。

桂団朝「魚の狂句」
この話、米朝全集では滅びた事になっている。
明日自分の独演会があるのに、こんなネタやっている場合じゃないと笑わせる。
いろんなタイプの女性を、川柳で表現する話。
10分ぐらいで落ちがついて、早く終わったなと思ったら、
改訂版の最近の女性バージョンもあり、落語を2席きいた気分。

桂雀松「小倉船」
雀松さんは初見。痩せた方と思っていたが顔がふっくらした感じ。
マクラでは今シュンの中川元大臣の話で笑わす。
前半では、船の中でするクイズがおもしろかった。
海の中の探検の場面で、高座のバックに貼ってあった張り紙が落ちるハプニング。
それを海の中のワカメに例えるあたりは流石。
踊りもたっぷり、海の中の竜宮城に行った気分。
すごい汗での大熱演でした。

以上報告します。
ことりさんが、うらやましいとおっしゃるので、報告しました。
皆さんに公開するかどうかは、ことりさんにお任せします。
愛知県の方が多いのにこんなの公開していいかどうか?
公開していただかないほうが気が楽ですが・・。

もず

------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、もずさんの落語会レポでした。
ありがとうございます。

載せさせていただきました。
上方落語の会が少ないので、こうして雰囲気だけでも味あわせていただき、感謝です。
これからもよろしくお願いいたします。

あぁ、落語が聴きたい!

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コメント (2)
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