翌朝、息子が起きるなり
「それじゃあ、自分と違うopinionもacceptしたほうがいいの?」と聞いてきた。
「それじゃあ」って、夜中ずっと考えてたのか?!
息子:「人の行動やopinionには、その人のreligionやcultureやhabitatが入ってるけど、じゃあ違うと思うことにもdisagreeせずに、acceptすることがいいことなの?」
なるほど、なるほど。なかなか良いところを突いてきたじゃないかと嬉しくなった。一歩深いところへ行ってくれた。考えてたんだなぁ…。
前日の1時間半にわたる説明も無駄じゃなかったよ…(涙)。一年生(日本では年長)でも、ちゃんと理解出来るものなんだな…と感心した。以前、「子供には理解できないだろうと大人が勝手に判断してはいけない。大人が思っている以上に、子供は理解しているものです。」と言われたことを思い出した。
正直、息子に説明しながら、難しい問題だよな…と思っていた。相手の価値感が理解できず離婚する(またはしてやろうと考える)夫婦だって多いし、国と国の領土争いだって、戦争だってtoleranceか否かの境目なわけなのに、押し付けるように子供に説明して、矛盾を感じずにはいられなかった。
でも、NYという特に異文化・異人種の溢れた街で生きていく息子にとって、自分とは違う人を認めることはとても大事なことだと思うから、教えることに意味はあるとも思っていた。
学校から持って帰ってきた1冊の本を切っ掛けに、母子+父も加わり、「国際秩序」にまで進み、朝っぱらから重い話題になったが、息子は目を輝かせながら真剣に聞いていた。
朝食を食べるのも忘れるほど食い入るように聞いてくれてた。
息子の中でtoleranceとは何か?としっかり噛み締めて考えてくれたことが何より嬉しかった。
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