Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

小学1年生の参観日

2013-11-20 | NYの育児・教育事情


今日は息子の学校の授業参観でした。

小学校ってこんなに忙しかったっけ…?って思った。15分~30分間隔で教科を変えて、目まぐるしく教えていくのね。待ったも休憩も無し。私たちが教室に入ったときは算数の真っ最中。前のスマートボード見て、後ろの黒板見て、横のクラスメイトの説明聞いて、自分達は手元の文章問題解いて…。で、休憩無しで即サイエンスラボへ。

サイエンスラボはいろんな秘密兵器があるんで写真禁止なんですけど、生徒各々虫の幼虫持って観察・記録・発表。移動時間も含め40分くらいかな?息子、真ん前で身を乗り出して質問&発表攻撃しとりました。成績下がってたから、どうしてんのかと思っていたら、あの子は今でもサイエンスが好きなよう。発表するときの語彙力、サイエンス用語に足りない部分があるなぁというのがよ~く分かりました(面談でサイエンスの先生に言われた点)。教科書は無しで、自分の言葉で表現させ、自分達で疑問を出し、自分達で調べるやり方。

終わると休憩無しで即教室に戻り、Writingの授業。トイレ休憩すらないんですね…。

Writingは各自絵本を制作しており、それを子供達4人グループに分かれ皆で読み合い、感想を述べ、何を改善するとより良いWritingになるか忠告してあげるというもの。前のスマートボードに各ポイントが映し出され、後ろの黒板に何かまたWritingを書くときの注意点みたいなのが書かれ、横のボードにまた何か書かれ、頭に何か被らされ、手元に自分の書いた文章と他の生徒のWritingにコメントを書くための付箋紙がいっぱい。

「お母さんたちも、よかったら一緒に参加してください。」と先生が言うので参加しようと思ったけれど、何をしてんのか把握できない…。そんなガチャガチャした環境の中で、Writingを読み上げる生徒の声が小さくて聞き取れないし、「ちょっと見せて?」と読み終わった後のWriting見せてもらったけれど、スペリングがそれぞれ思い思いに書いてあるので(不思議と子供達同士は読めるのね)、私にゃ全く読めないし、斜め後ろの男の子が椅子をガガガッ、ガガガッと意味無くずっと音立てて気になるし…。

なんか…慌し過ぎて眩暈がしてくる…。

授業参観終わって教室出ると、他のママ達が口々に「分裂症かなんかになりそうや…」「授業って毎日こんなんやろか?」「頭がクラクラするわ…」って。

皆、おんなじこと思ってたんだ…。

正直、私がこのクラスの中で勉強しなきゃいけないんだったら、絶対に落第してるな…と思った。それに、あれだけの情報量と作業に追われていたら、「今日何習ったの?」と聞かれてもサッと答えられないだろうなとも。実際、もし誰かが、「今日の授業参観で何習ってたの?」と聞かれても、「いろいろ」と答える自分が想像できる…。

家に帰って、何も考えずテレビ見てボケ~~~~ッと過ごしたくなる気持ちもよく分かった…。だからといって、ボケ~~~~ッとさせてあげる時間もないんだけど、宿題多過ぎて。

帰宅後、学校行事があると必ず様子を伺いに電話をしてくる旦那が「どうだった?」と聞いてくるので、ここに書いたのと同じ内容を伝えると、「何かの本で読んだけど、子供にはそれぐらいのペースのほうが常に好奇心が保て、退屈しないからいいと書いてあったよ。子供達はそんなことで眩暈なんかしないから大丈夫。」と意外と前向き。

なんか今の子供って大変だなぁと、ちょっと気の毒に思ってしまうんだけど、こんなものなのかな?

息子は「学校楽しい!」って言ってるし、実際楽しそうにしてたけど、不思議…。

私が小学1年生のときとぜ~んぜん様子も内容も違っていて、戸惑う。小学1年生っていったら、もっとゆっくり、ほんわかした雰囲気だったような気がするんだけどね。NYの大学の授業風景に近いかな?と思い出してみると、そういや近い気もするし、もっとハードな気もするし。

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