1月の終わりにもらって帰ってきた息子の成績表.
9月から新学期が始まって,ちょうど前半が終わったから.
キンダー(年長)だから◎○△程度のなんちゃって成績表だと思っていたら,本物の成績表で驚きました.4段階評価の成績表は,ほとんどが「4」.各教科の成績はリーディング,ライティング,スピーキング,算数,サイエンスが全てオール4で,「実年齢を上回る」と記されてありました.でもまたナーサリーのときのように,みんな「オールA」な成績表かと思っていたら,「1」や「2」を取った子もいるらしく,先生が成績4段階の意味をちゃんと説明したそうです.
毎日8冊から,多いときには15冊も音読している(学校からの個人レベルに合わせた宿題.15冊もあると音読の宿題だけで1時間半かかることも…)お蔭で,リーディングは只今Dレベル.キンダーを終える6月までにEレベルに達することが目標らしいので,もう1レベルUPだけ.
息子,5歳児とは思えないほど努力するタイプです.
このときの懇談で,担任の先生に「お母さんのサポートをお願いします!!」って言われてたから,ちょっとホッとした….と思って成績表の裏を見たら,「今後のお母さんのサポート」と先生が長~いコメント書いてたわ…(汗).も~う知らんわっ!!
でもコンピューター,アート,体育は「3」なの(苦笑).コンピューターは私,教えられないから旦那に任せるとして,体育は「空手のほうがよっぽど高度な動きするから,ちょっとジムは簡単すぎるんだよねぇ」と言ってた….それでもちゃんと真面目に取り組むよう説得.まあアートは,もって生まれた才能が大きいからね.一生懸命取り組めばそれでいいかと….息子は「僕,頑張ってるんだけど,みんなとっても上手なんだ」と言ってたわ.
半年経って変わったことといえば,息子のクラスにいた「問題の男の子」,校長から退学処分が出ました.同じクラスの保護者だけじゃなく,同じスクールバスに乗っていた上の学年の保護者からも苦情が絶えず,その子の行動も改善されず,おまけに宿題を毎回してこないか,お母さんがして提出していたらしく,そんなこんなが重なって退学.プリK(年中)に引き続きの退学処分.この学校は幼稚園だろうと,義務教育だろうと容赦なく切り捨てられる厳しい環境….
さてと,幸いこんな成績だった息子ですが,いつも自信無さそうに話すのが「算数」.もう足し算引き算もしているし,宿題をしていても問題なさそうなのだけど,「僕だけ全然分からなかったの….だから教えて欲しいの….」と悲しそうに悔しそうに話します.それは何かと言うと,一つは物を計る単位.しかもフィートやインチ,ガロンとかクォートとかパイントなど,正直私もよく分かっていない単位….
もう一つは数の単位.日本でいう「一,十,百,千,万,億,兆,京…」の数の単位の英語版.息子いわく,どれだけ0(ゼロ)を付けたらmillionやbillionになり,どこに,(コンマ)を打っていくのか分からないと…(汗).
「あんた,足し算引き算習ってるんじゃないの?」と問うと,
「そんなのもう終わった…」と息子.
「もう終わったの?単位なんていうのは,お母さんも未だによく分かってないし,最近やっと数字の百の位まで理解できるようになったあんたたちは,そんな難しいこと今は知らなくってもいいの!!そんなmillionやbillionなんて,宝くじにでも当たらない限りお目にかからないような単位だから,どうせ当たりゃしないんだから分からなくっても問題ないの!!それに長さを測るのはメートル法!質量を量るのはリットルが世界共通なのよ!!」と言ってしまいましたが,これって典型的なダメ母の返答のようです…(当たり前か?!).
でもあれですよ,アメリカでも医師薬を含む科学の世界はm,ℓ,㎏で統一されていますから,結局両方覚えなきゃならないこの面倒さっ!!
ともあれ日本語先生に話すと,「確かにキンダーでは習わない内容だけど,もしかしたら算数の好きな担任の先生なのかもしれないわね.算数の授業として習ったのか,何かの話の流れでそういう単位が出てきているのか分からないけれど,デヴィッド君が知りたい,教えて欲しいと興味を持っているんだったら,お母さんが教えてあげなきゃダメね.」と言われてちまいまちた…(汗).
「またあたしが教えるのかよぉ~~っ?!」と空に向かって叫びたい心境….
息子は息子で,担任の先生に「お母さんが,そんなことはキンダーで習うことじゃないし,別に今知らなくてもいいことだからと言った…」と,翌日言っちゃったようで,先生が「じゃあ先生と一緒に調べてみようね.」と言ってくれたそう.
「そうだ!そうだ!そんなことは先生に教えてもらえばいいのよ~~!!冗談じゃないわよ!!」と開き直る私.「だって,私だって分からないし,別に知りたいとも思わない,知らなくてもちゃんと生きていけるし,計量なんてしなくても料理も出来てるし,自分で車にガソリンだって入れられるんだもの.お母さん忙しいし,教える暇なんてないわよ~~!!」と両手振り上げながら大声で錯乱状態の私を,軽蔑の目で見てる旦那….
結局家では旦那が教えてます.millionやbillion単位のお金の操作したり計算したりする仕事なんだから,この人が教えるのが適任!
私は,1ガロンの水,ハーフガロンの牛乳,1クォートのジュース,1パイントのジュースを買って,ざっとこんな重さだと教えるくらいしか出来ません….各容器に水を入れ換えてみたり,そんな程度.
息子キンダーにして,母もだんだん行き詰まってきました…(汗).苦しい….
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お金を数えるのも,常に円に換算して考えちゃうからなのか,0(ゼロ)がいくつでとか言われるとますます混乱します….
苦手~.
なんか,アメリカの学校なのか,うちの息子の学校なのかよく分からないですけど,親に期待しすぎだと思うんですよねぇ.
そんな,放課後2~3時間一人一人の子供にべったり寄り添って宿題やプロジェクトやったり,学校で習う以外のこと教えたりする時間なんてないですもん!
たぶん,雰囲気からしてですけど,うちの子の学校に関していうと,
その学年で習う範囲外のことの場合は,担任の先生は時間を割いて教えてくれないような感じです.
それは+αなので,「興味を持つ子供には家庭で教えてください.教えないなら教えないで構いませんけど….おたくのお子さん,興味持ってますよ.」と知らせてくれるみたいな感じかなぁ.
親は凄いプレッシャー感じるんですけどね….
世の中色んな単位があって、知っといた方が良いんだろうけど、私もパインとなんてカナダでは使わないし、もし子供がいて同じ宿題を持って帰ってきたら、
私も、ユウコさんと同じ返答すると思います(笑)
単位の事は 私も同じ気持ちです...。
そして私も分からない、というかうまく説明できない時は
「学校の先生に聞きなさい」とか言っています(笑)
私は初めから理数系は英語以上に苦手なので
事前に担任の先生に
「私は日本語ならまだしも英語で説明できないので
疑問・質問をノートに書かせますので 先生から解答をしてもらえますか」とお願いしてあります。
(^^;)
本当に、ニュースで大きな金額(政府予算など)が語られても すぐにどの程度「大きい」のかわからず
でも 生活に全く必要のない数字なので 何年経っても覚えられません。
我が息子は...いわゆる問題児なので
来週の懇談会に怯えています(笑)
また遊びにきま~す。