Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

ニューヨークのイケメン介護士

2022-05-16 | アメリカならでは

最近、私好みのイケメン介護士と毎日病院で会うので、
幸せなんです。

黒人の20代後半の介護士なんだけど、
日本人でたとえるなら、
俳優の成田凌っぽい、背丈、猫背、頭の形。
きょとんと見る、あの目の感じとかも、
似てる。
気怠そうなんだけど、意外と真面目。

そんな彼が、毎回、
重度の自閉症白人30代半ばを2人ほど、
連れて来るんですが、
「介護」って感じじゃなくて、
手のかかる友達の面倒を見てやってる風で、
見てるだけでキュンキュン♪するんです。

先日は、その白人重度自閉症なのにインプラントしてる患者さんを、
私が診てたわけなんですが、
もちろん、意思疎通はできません。
自傷行為がありまして、
「嫌だ」という気持ちを、自分の腕を血が出るほど嚙みちぎるという行動があります。
そんな彼が、
歯のクリーニングの途中に自分の腕に嚙みつきました。
そしたらイケメン介護士がパッと、患者さんの腕を掴んで、

「やるなよ!
そんなこと、やんじゃね~よ!
いっつも言ってるだろ~が。」
って。

私は思わず、自分の腕、
いや、彼の腕を噛もうかと思いました。
そんな風に力強く止めてもらいたい。

私は、そんな噛みつく行為のある患者さんの口の中に、
自分の手を突っ込むんですね。
口、開けることを保てないので。

そしたらイケメン介護士が、
「噛まれんじゃね~よ。
俺が全力で守るけど。
絶対に噛まれんじゃね~よ。」

全力で守ってくれるんだったら、
噛まれてもいい。
一生面倒みてくれるんだったら、
指、噛みちぎられてもいい。
とか、思った…。

と思っていると、
嫌がって足をバタバタしているのかと思ったら、
自慰行為が始まってたんです。

結構多いの。
30~40代の男性患者さん。

恐怖と快楽って紙一重のとこがあるのと、
やっぱり、口とシモって、繋がってるところがあるの。

あとまあ、年齢も見た目も大人だけど、
中身は子供のままみたいだったりするから、
クレヨンしんちゃん的な感覚で、
お尻とかアソコとか、
出したり触ったりするのかな?

そしたらイケメン介護士、
「お前、何やってんだよ。
そんなことは家でやれよ。
やめろ!」って、
一言でやめさせてくれて、
助かった…。

なんていうか、
社会的弱者の介護をしているという雰囲気が全くなくて、
個性の強い手のかかる友達の世話をしてる
っていう、
そういう感じ。

あの感じはいいなぁと思う。

私が介護が必要になったら、
絶対に彼みたいな介護者がいい。

いっつも抱っこかおんぶしてもらって、
絶対に歩くもんか。
赤ちゃん返りしてやるんだ。

アメリカでの老後が、
楽しみでならない♪

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