ロックダウン(外出禁止令)が出て
またまた大変なニューヨークです。
イタリアと同じ経路を辿っているようで
先行きが不安です…
今日は同じマンションの住人で
仲良い日本人男性がいて、
いろいろ話してたんですけど、
彼も言ってた、
「もうオレたぶん
コロナかかってたと思う。」
今日も呑気に自宅待機してましたが、
呑気に楽しく楽観的に行こうとしておりますが
頭の中の隅っこのほうで
神経逆立ってます。
だから、その逆立った神経が飛び出して
悲壮な生活にならないために、
自分の楽しいことで包囲するんです。
まっ、それが私のスタイル。
実は、神経質になってしまう要因がありまして
それはわたくしが
激しい「喘息」持ちだったからです。
小児喘息で始まって、
治ったと思っていたら、
風邪拗らすたびに肺がヒューヒューいって、
中学で吹奏楽部に入部するも
肺が弱いから、「吹く楽器」はダメと医者に言われ、
落ち着いたと思っていたら中学3年の時に再発、
これが酷くてね。
高校の16歳の時から
大学病院に毎週通わなきゃ行けなくなって、
単位足りなくて職員会議に掛けられるわ、
あまりにも酷い症例だからって、
学会で症例発表の患者に使われるわ、
毎日12種類の薬を飲んでたの。
副作用も酷かったし
吸引器も学校の休憩時間にしてた。
咳き込んで授業が受けられない日もあったし
ノートが書けないの、肺が痛くて。
そんな私をいつも助けてくれたのが
男子生徒達でした。
ほんとに感謝してる。
(みんなと再会出来ていってて、嬉しい限り)
その当時、担当医に言われたのが、
「他人より気道も気管も気管支も細くて
すぐ炎症を起こすから、
絶対に興味本位でタバコを吸わないこと。
それから、喫煙者とは関わらない、結婚しないこと。
綺麗な空気のところに住むこと。
間違いなく、肺拗らせて死ぬタイプ!」
で、亡くなったんだわ。
同じく喘息患ってた先輩が。
友達と一緒にタバコ吸ってたか、
友達がプカプカ吸ってたか定かじゃないけど、
自宅で。
で、私の場合、何が原因だったかと言うと
「粉系の物全般」
チョークの粉、運動場の土埃、埃、
もちろん、ダニとかカビの胞子とか、花粉も。
お菓子作りの時の小麦粉も。
(だからお菓子作りしないの)
特にダメだったのが、
イネ科の植物全般。
田んぼに囲まれた田舎で育ったんですけど、
それがダメだったんです。
お米好きなのに(悲…)
大変だったのよ〜!
ヘビースモーカーだった父はタバコやめて、
家中の絨毯、カーペットを全部フローリングに変えて、
カーテンもやめて、
畳は全て張り替えて、
持ってたぬいぐるみは全部捨てられて、
毎日、高温の布団乾燥機であっつあっつにして
ダニを殺した状態の布団で寝てた。
で、とにかく免疫力が足りないということで
体の中にアレルゲン(アレルギーの元になってる物質)を入れていく
減感作療法とかアレルゲン免疫療法とか言われる治療を
なんと10年間したんです。
これね、注射して入れていくんですけど、
入れた日はのたうち回ってた…
ちゃんと10年間も根気よく通って
完治させた患者はいない!って医者から言われた!
減感作療法したっていうのもありますが、
ニューヨークにきてから
喘息の「ぜ」の字もない生活が送れるようになったのは、
そう、イネ科の植物が周りにないから。
なんですが、
やっぱり風邪を拗らせると
咳が長引く…(涙)
で、何の話してたっけ?
あっ、そうそう。
私の喘息話はどうでもいいんだ。
イタリアで、コロナの死亡者が凄い事になっていますが、
知りたいんです。
このウイルスで亡くなっていった方の
■年齢
■明確な持病名
■喫煙有無(元喫煙者かどうかも含む)
■子供夫婦や孫と同居していたか
これらのこと。
確か小児喘息があった29歳の人が
亡くなってるんです。
中国人の喫煙率って高いし。
挨拶のハグとかキスが問題で
こんなに広まったとは考えられない…
だから、死亡者数と同時に
そういうことが知りたい…。
今のところニューヨークでは
70歳以下は大丈夫っぽく言われてますが…