参観日でした。
娘、張り切ってる姿が可愛かった・・・(苦笑)。
「教育は、数年後とに内容が変わる」と聞いてはいましたが、
3年前の息子がキンダー(年長)のときと、
教え方が変わってるのがよく分かります。
私も家でのサポート方法、改善していかないといけないな・・・、
と思いました。
息子は英語の授業後、
科学の教室へ移りMetric system(メートル法)について学んでいます。
息子、先生の腕を広げた長さを測定中。
先生は以前ブログでも紹介した、UCLAで教え、
現在も大学で教えている科学の先生。
はい、ここで授業に乱入して質問する私、
「アメリカ以外、全世界でメートル法が適用されているのに、
ヤード法に固執するのはなぜですか?」
「とってもいい質問です!」と先生(苦笑)。
あっ、こちらの授業参観は、親は黙って壁沿いに立つようなものではなく、
参加型が多いです。
英語の授業のほうでも、
子供の書いた英文の添削頼まれ、アタフタしました・・・(汗)。
で、科学の先生の回答によりますと、
以前、科学者の間で長さや重さを測る単位が統一されておらず、
電話で他の国の科学者とやり取りをする際に、
大変混乱したそうです。
それを機に、科学に関する単位は世界共通にしようということで、
長さはメートル法、重さはグラム法で統一されました。
医学も薬学も科学も生物学も栄養学も、
メートル法、グラム法で学びます。
が、未だアメリカの実生活では全てがヤード・ポンド法です。
先生が子供の頃、アメリカのヤード・ポンド法を廃止しようという話が起こり、
大変話題になりました。
反対するもの、賛成するもの、いろいろありましたが、
全米のヤード・ポンド法で表示されている商品、看板、標識、資料など、
全てをメートル法に書き直すとなると、
莫大な費用が必要となるということになり、
生活の中でのヤード・ポンド法はそのまま、
学校では子供達に両方の測定方法を学ばせるということに話が纏まった。
ということでした。
ふ~ん・・・とは思うけれど、
なんか納得いかないわ・・・(汗)。
だって廃止にすればいいようなことを(ヤード・ポンド法)、
時間を割いて学ばなきゃいけないんでしょ?
と思っていたら、
科学の先生、うふふと笑いながら、
「納得いかなそうね・・・。」と。
科学者同士の問題だけじゃなくて、
我が家じゃ夫婦間でも問題になり、
本棚を買いに行った旦那が私に電話で、
旦那:「横が3フィートくらいだけど、入りそうか?」と、
私: 「3フィートってどのくらい?他の(メートル)単位で言って。」
旦那:「36インチ・・・」
私:「世界共通単位のセンチかメートルで言ってよ。」
旦那:「自分で換算して。」
と、こんな無駄な会話を今まで何度してきたことか・・・。
因みに、アメリカ育ちのアメリカ人の中には、
「ええ~~!ヤード法知らないの~?もしかしてメートル法?
日本っておっくれてる~!」
みたいなこと言う無知もたまにいて、
「遅れてんのは、あんただよ!」とツッコミたくなる場面もしばしばありました・・・。
そんなこんなで、
科学者間のみならず、あちこちで衝突・不都合ありです・・・。
でもまあ、子供の授業参観で、
謎が解けました(苦笑)。
経済状況大変なのに、
税金を「単位書き換え」ごときに注ぎ込まれるのは嫌かな・・・と無理矢理納得。
娘のほうに戻って、今度は体育。
1日に2学年の授業参観、
しかもいろんな学科って、結構シンドイ・・・。
でもワクワクするんだよね~♪
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