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Nyanyahoi's Essay

庭あり、音楽あり、食道楽あり。本館と庭と別館のエッセイ部分をまとめてみます。ブラザーズとpenchiも時折登場。

Nyanyahoi特製ラスク。

2005-04-08 21:01:33 | bread
こっちは久々にラスクにしました。
いつも自家製リュスティックを作ってあまったときなんかにやるんですが。
自家製は結構むちーっとしたものになるので、ラスクにするとぱりぱりというより、少々がりがり、になり、クランベリーなんか入れたのはまたおいしくなるんだよねぇ。

パンを少々干して乾かし、両面に有塩バターを塗る。しっかりキャラメルっぽくさせたいときはバターを固まりのままパンにこすり付けて、あっさり軽くさせたいときは溶かしバター(レンジですると簡単)を刷毛で塗ります。
そのあと、グラニュー糖を振ります。あっさりのときは、バタつきスライスパンを天板に並べてからグラニュー糖を上から振りかける。しっかりキャラメルっぽい味わいにしたいときはグラニュー糖や上白糖・三温糖などを器に入れておき、バタつきスライスパンをそれに押し付けるようにして両面に砂糖をつける。

そしてこれからがオリジナル。
黒こしょうを、天板に並べたパンたちの上から、がりがりがりっと、挽きます。
これで、味にパンチが出るの。
お好みでこれはなくてもいいし、シナモンなんかでも味の目先が変わっていいですよ。
塩味がお好きなら、バターのあと、にんにくをこすり付けてこしょうやチリペッパー、ぱせりなどを乗せてもおつまみ系になります。

それを、170度のオーブンなら15分ほど焼いて、あとは余熱で少々乾かします。

結構、とまんないんだよねぇ。
最近ラスク、流行ってるみたいだけど、本当に簡単にできるので、ぜひお試しくださいませ。
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あげぱん。

2005-04-08 19:48:34 | bread
油でちょっとかりっと目に揚げて、シナモンシュガーを振ってみました。
癖のあるものは癖あるもので制す。
坊主たち、あっという間に食べつくしました。
一部には塩だけを振ってみた。これはシナモンシュガーより軽い味わい。

しかし、油は新しいので、しっかり油は切ったほうがいいね。
一回使ったやつを使ったのですが、ものすごく油を吸うのでくどくなり、夕方食べたら夜ダウンしてしまった。カロリーも考えるとおそろしや。

さいころのはクルトンにしましたが、あまりのくどさにその晩サラダに使えず、そのまま却下になりました・・・もったいない。

いい方法、ないかなぁ。

さらに続きます。
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あまったぱん。

2005-04-08 19:44:03 | bread
黒いサンドイッチ用食パン。昔サンジェルマンにあった「ノワール」と同じように、少々キャラウェイが入った結構好みの味わい・・・のはずだったのですが、このパン屋さんのは、キャラウェイが少々効き過ぎておりました。こじぱぱも「ちょっとこれは・・・微妙」と言い、サンドイッチを作っても坊主の食いつき悪し。
私も、もう少し具を開拓すればいいのですが、少々癖が強いなと。
しょうがないので、短冊とさいころに。

フランスパンとビュルリというスイスの少々ライ麦の入ったフランスパン風のパン。
これは薄切り。

さて、どうしよっかなぁ。

パンがあまったら、という題の上野万里子さんの本がありますが、パン好きのお友達の間じゃあまらないんじゃないかな? と少々こんなパンをもてあました話題はしづらかったりして(笑)
ここのとこ、よくあまるんだよなぁ。
そのせいか、ちょっとパン好き仲間のサイトの行き来も遠慮気味になり・・・

さて、これをどうしたか。
次以降のブログでアップします。
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キャラメルフレンチトースト

2005-03-24 01:03:06 | bread
お気に入りのブリッジウォーターのお皿に乗せて。
ここのところ、ブリッジウォーターの食器を買い足したこともあり、ちょっとブリッジウォーターづいています。イギリスのメーカーなんだけど、最近なかなか手に入らないの。
スポンジで絵付けしたり、手がきだったり、ちょっと雑貨っぽいあったかみがあるんですよね。

さて、久々にバタールがあまったので、フレンチトーストにしました。
ぽこ坊卵解禁にて、すこしそんなものも作る気になり。

本館にも載せていますが、nyanyahoiのフレンチトーストの卵液には砂糖は入りません。
バターでかりっと焼くときに、両面にお砂糖を振ります。そしてちょいと焦がしてカラメル化(キャラメリゼといいます)し、かりっと香ばしく、ほろにが甘味に仕上げるのです。

今回は贅沢して、フランスの赤砂糖カソナードを振って焼いてみました。砂糖の粒が細かいせいかパンにはうっすらかけられました。
意外に甘くないので、今回はベリージャムを添えて見ました。
お昼に、ブラザーズ2枚ずつ、nyanyahoi3枚。でもこじぞうとぽこ坊が残したので、実質nyanyahoiは4枚半食べました。
まずいなぁ・・・ダイエット計画。



Nyanyahoi's Cafe とっておきRecipe キャラメルフレンチトースト
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愛するパンやさんのお気に入り。

2005-02-23 12:53:26 | bread
先月ブラザーズの通院で多摩にいったときに、またしても寄ってしまった以前の行きつけのパンやさん。
Bakery Poco a Poco.

日野バイパスの泉塚の交差点付近にあります。昔はここ、薬局だったんだけど、薬局がはす向かいに引っ越して、次に何が入るのかなーと思ったら、バゲットがごろごろ店先に試し焼きしてあって。
それ以来の、つまり開店からのお得意さんに居座ってしまったのでした。

引っ越してからも通院のついでに時々立ち寄っては、たくさんてんこ盛りかって帰るの。
まえは、サンドイッチかって図書館までお散歩して、近くの公園のベンチでこじぞうと読書しながらお昼、なんてことやってたんだけど。だから500円ぐらい買うのよね。
いまは・・・( ̄m ̄*)

ここはおばさんが主(あるじ)なんだけど、ずっとシェフが店長で、おばさんは身内のお手伝いだと思ってたの。ところが、ある日買い物に行くとテレビカメラが回ってて・・・聞くと女性企業家の取材だという。のちのオンエアをみて知ったのだが、おばさんはもともと障害者の授産所の所長さん、シェフはそこでぱん作りを教えていたらしい。
授産所で働くのもいいけれど、障害者も普通の職場で働けたらなとおもったおばさんは、シェフといっしょにパンやを立ち上げて、軌道に乗ったら普通に障害者を雇えるようにしようと、いまもがんばっていらっしゃる。
ただのご近所にできた優秀なうまいパンやだと思っていたから、びっくりしつつもまたまた応援したい気分に。

ホシノ酵母のもちっとふっくらしたぱんと、イーストで長時間発酵のフランスぱんなどを作っていて。ホシノのぱんって、自然食品系のちょっと味気のないパンだったり、かみ締め系のようなすこししまったぱんも多いんだけど、ここのぱんはほんとにふっくらもっちり、なんだかおにぎりのようなみずみずしさがあって。ご飯党のこじぱぱが買って会社にいくぐらいだったもんな。

あらたに引っ越してから登場してお気に入りになった塩豆ぱん(塩大福のようなあまじょっぱいえんどう豆が入ってる)と、三角形のチョコとカスタードの入ったラズベリーデニッシュがちょっとお気に入り。
八丁味噌を使った味噌カツドッグはかなり新作のうちでも気に入った。2,3ヶ月前昭和記念公園にいくとき、サンドもたんまり買い込んで、みんなで広い公園をぱくつきながら歩いた。

離れてしまってまとめ買いをする分、スタンプカードも順調にたまっていたりする(=^・^=)
おばさん、シェフ、またいくね~
今週はまた通院だ~
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ばななはちみつサンド。

2005-02-02 00:11:46 | bread
Nicolasさんちの全粒粉入りパン「パン・コンプレ」にサワークリームをさっと塗り、ばななのスライスを乗せてはちみつをたらり。
意外に見た目よりこのパン、ソフトでほんわりほろっとした感じだったので、ほろりの間にサワークリームがよくなじんでおいしかった。

これ、代官山のヒルサイドパントリーのデリカにあったサンドイッチを、ニュアンスだけまねっこしたんです。いわしサンドがおいしいとまなハハさんに教わって、いつものもっちりホシノ酵母クロワッサンを買ったあと、デリカをのぞいてみたのでした。そのときは割と満腹だったのと、家に帰るまで時間があったのでいわしサンドはみるだけであきらめ、何を血迷ったかばななサンドを買ってしまったのでした。
胚芽食パンを耳つきで長方形に半分に切っただけ、ラップをかけた、ほんとうに見た目なんてことはないサンドイッチだったんですけど。
つい、お店の外のテーブルでぱくついてしまい、はまったのでした。

ばななサンドと言えば、小林カツ代さんが得意なのよね。それでニュアンスをもらったサンドイッチ、本館にもすこし載せています。「ガッツ」氏のお嬢さんも得意よね(笑)

Nyanyahoi's Cafe>とっておきrecipe>Bread 
Nyanyahoi's Cafe>おすすめSHOP>Bread
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Nicolasのクリスマスセット

2004-12-08 23:42:07 | bread
茨城の味のあるパンや、Nicolasさんちのクリスマスセットを注文してみました。
以前このブログでも書いた覚えがありますが、Nicolasさんちのご主人とは、ここにもきてくださるFuttyさんとともに、数年前ネットでおしゃべりした不思議なご縁から、Nicolasを開かれたあと、ときどきパンをとりよせたりするようになっています。

スペキュロスクッキーの人形の顔がね、なんだか独特で個性的なの。
妙に、愛嬌があるんですよねぇ。
これはこじぞうおおよろこびで、まだいただいていないので、もう少し見て楽しみます。

あとは、フルーツとドライポワールとけしの実餡(ヨーロッパ独特の)のはいったシュトレンと、素焼きの植木鉢で焼いたパネトーネ、いつもは細長いリュスティック・フリュイ(クランベリーとくるみのすこしもっちりしたフランスパン)がリース型に、そしてNicolasのNのクープのはいったカンパーニュ。

フリュイは冷凍庫に保管、カンパーニュはぼちぼちと、シュトレンはここ数日の朝食に、パネトーネはシュトレンがなくなったら、いただきます。珈琲にあう。

そして、Nicolasさんちのクリスマスセットの売り上げの一部は、中越地震の寄付に送られます。


PAIN D′ARTISAN  Nicolas
Futtyさんのブログ
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南ヶ丘牧場のロシアの黒パン

2004-11-17 15:52:44 | bread
ずしっとでかくて、ライ麦のちょっとさくっとしたはぎれとほんのり甘香ばしい匂いが。
以前marimamaさんが買ってきたわと、別館のBBSに書き込んでくださいました。
それをちょっと思い出して、南ヶ丘牧場に立ち寄ってみたのです。
あまりに大きかったので、こじぱぱ家に半分おすそ分けしました。
ずっしりみっちりしすぎない、食事に程よいふんわり感が残っています。
南ヶ丘牧場のルーツは、ロシアに近い大陸にあったようです。そして、ロシア人との交流で、このパンが伝えられたのだとか。自家製ピロシキ(ぺろしきとここではいう)も、野菜がたっぷりでこれまたおいしい。
パンはほかにもありましたが、この2つがとてもちゃんとしていて、パン好きの私は大満足。

この牧場、ほんと、いい感じ。
観光牧場なのですが、木の建物のあったかさ、手作り感。
おたまですくって紙コップに入れてくれる低温殺菌のミルキーな牛乳。
手作りのパンに、手作りバター体験(バター体験はしませんでしたが、ロシアの黒パンとともにその場で食べるのだとか)
動物や魚にえさをやったり。20分貸してくれるうさちゃんと、ブラザーズ、楽しそうに散歩してました(紐がついてるの・・・) うさぎの後ろ足とまるっとしたお尻をみてると、なんとなーく幸せになります。
ぽこ坊はヤギに近づかれて泣きました。奴にも怖いものが、とうとうできたんだな(笑)

那須って、塩原あたりのひなびた印象が強かったのと、10年近く前、こじぱぱとマウントジーンズスキー場に行ってあまりのパウダースノーとあまりの寒さに手が凍えて動かなくなったり・・・あまり力を入れて開拓してなかったなぁと。
今回のたびで、素敵なところやドライブロードをいろいろ発見したので、また行く楽しみができました。

これる保養所ができた、ってこともあるかしら
ここは結構、ひなびてますけどね。上げ膳据え膳、温泉、マッサージ機、カラオケ、卓球。
温泉の王道がここにあります(^○^)

南ヶ丘牧場のHP
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八百屋みたいなパン屋(2)

2004-06-28 18:00:37 | bread
先月1周年を迎えたふたつのパン屋さん。
Wさんのほうは(1)に書いたので、もうひとつのパン屋、Nさんの話を。

ここの主人のSさんは、食のサイトのパンのBBSで、数年前におしゃべりしたことがある。
そのころ彼は地元水海道のハーブ園のパン「酵」房のシェフだった。

工房じゃなくて「酵」房なんだよ、
あら、ハーブ園、よく夫とドライブで昔行ったの、
お菓子はよく買ったの、パンも作るようになったんですね、
じゃぁ、また今度行きますよ、

なんて会話を交わし、数年が過ぎた。すっかりそちらのBBSにもご無沙汰になり。
いつの間にか彼は半蔵門のベーカリーで伝説のシェフとなったあと、地元水海道に店を構えることになったという、風の便りを聞いた。
やっと、あの時おしゃべりしてパンを食べに行きますよ、という話が実現しそうと、わくわくした。
そう、本当に、風の便り、よく届いたものだなぁとびっくりしつつも嬉しくなったりして。

それから、時々おまかせの宅配を頼んだり、パン好きさんたちに混ぜてもらっておいしいパンをいただきに伺ったり。
リュスティック・フリュイなどのフランス系、それからドイツ系のパンも焼かれる。かかった粉の香りなのか、それとも水海道ののんびりした空気なのか、ハーブ園のお菓子もそうだったけど、どことなく「優しい」パンを焼かれる方。でも心意気というか、チャレンジャー精神というか、そんなものも感じさせてくれる。

お店に行かないと食べれない、バリエーション豊かなパンも焼かれているそうなのだが・・・
実家から、さらにちょっとドライブする距離にあるので、なかなかお店には到達できない。
お店に行かないと食べれないブリオッシュやデニッシュ、クロワッサンも、いってまたお目にかかる日を心待ちにしている。
でも、この季節は、もう、ないかも。
実はNさんちの厨房には、冷房が、ないらしいのだ。
だから、油脂分の溶けて涼しい部屋でないと仕込みのできないブリオッシュやクロワッサンといったバターの多いパンたちは、夏場、お休みしてしまうのだ。

いまどき、どこのパン屋にも年中置いていそうなクロワッサンやデニッシュを、無理せず潔くシーズンオフにしてしまう。
そこが「八百屋らしい」というところだろうか。
最近の八百屋でも、年中きゅうりがあったりするけれど。

NYのグリーンマーケットの話を聞いたことがある。新鮮でしっかり栽培された作物は、旬が短い。1週間たって来てみても、もうその作物の旬はおしまいで、来年までないこともあるらしい。
うちのハハも無農薬で家庭菜園をやっているので、キャベツをもらうなら今、ジャガイモは今、とタイミングが最近少しずつわかってきている。
ましてやSさんのご実家は農家。秋にはパン屋なのに米も売っている。時折宅配のパンの箱の中に季節の野菜が少し、入っていることもあり、これがなんとも旬を感じるようで、嬉しかったりする。
そんな季節感や旬に逆らわない心が、この店にはあるのかもしれない。

繁盛して厨房に冷房が入っても、もしかして、デニッシュは季節ものなのかな? ちょっとそれは惜しいけど、それもまたいいんじゃないかな? なんて思ったりして。
20代にして一城の主、そして2児のパパ。ご夫婦だけでお店を切り盛りしているので(そういえば、もう少ししたらスタッフ募集、なんて書いてあったなぁ)
たまに子供の具合が悪くなってお店を休むとBBSに書いてあることも。
夏の厨房にもまけずに頑張れ、Nさん!
Nyanyahoi's Cafe おすすめBakeryのページ
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不思議なパン屋~吉祥寺散歩~

2004-06-28 00:44:56 | bread
とても久しぶりに吉祥寺に行った。
わたしにとって吉祥寺は「ココロノふるさと」みたいなもので。
しかも、ブラザーズとこじぱぱは井の頭公園で象のはなこをみていたので、久々の「ひとり散歩」の時間をもらった。
ロンロンをふらふらのぞいて、いつもの出口から街に出る。
両手に両肩にかかるものがなくなって、ふわふわふらふら、くてくてと散歩。

お決まりのお店をのぞくのもまた楽し、ふらりと新たなお店にはいるのもまたたのし。
お決まりではずせないのは
サトウの松坂牛コロッケ(メンチカツは休日はかなりの行列、コロッケはたいてい並ばず買える)
いせやのやきとり(暑くておやじさんは忙しくて、お互い思わずお勘定忘れて大笑い。あいかわらず煙もうもう)
ベッカライリンデのブレッツェルとベルリーナ(クリームorジャム入りのまるいドーナツ)
この辺は、新婚で共働きしてたころのアフターファイブのお惣菜コースから、定番化している。

お茶屋さんもだいぶ回ったのだが、ぽこ坊がおなかにいるときに紅茶が飲めなくなり、回復したもののお茶の在庫が余って茶道楽はちょっとお休み。
ひといきいれるのに、東急裏の気軽な中国茶店、TEA MAGICに久々に寄り、アイスグレープフルーツティを飲んだ。
プーアールとグレープフルーツ。ちょっと黒砂糖みたいな不思議なこくがでて、さっぱりしてた。スタバ風のマークもかわいいし、気軽で和める。
雑貨屋をのぞいたり、ふらりと入ったハーブショップでリラックスできるマッサージオイルやハーブ成分で作られた虫除けスプレーなどを購入。

そうそう、不思議なパン屋に行った。
たいてい吉祥寺ではリンデのパンを買ったら大体満足で(スタンプカード、だいぶためたもんな)、東急のムッシュソレイユと三浦屋のポンデケージョを買ったら大満足なんだけど、引っ越して吉祥寺から足が遠のいているうちに、新しい話題のパン屋ができたらしい。東急裏は大体土地勘もあるし、ふらふらと探してみることにした。

ダンディゾン
小さな食パンの、ほんとわかりづらいちいさな看板をみつけて裏路地に。1Fはブティックの、ローズマリーが植えられた階段をゆっくり半地下に降りていくと、これまた重厚な木の、自動ドアがうぃーん、と開いて、ちょっとびっくりする。
いままであったパン屋とは想像もつかないような、シンプルすぎるくらいシンプルで、無機質? とも思えるような空間の棚に、食パンが並べられて、真ん中のシンプルなショーケースには、整然とパン、が並べられている。
ネームもシンプルに文字と値段だけ、まったくどんな味なのか想像がつかない。
ほんとに、パンなんだろうか?

清潔そうな白い服を着た店員さんが近づいてきて、いらっしゃいませ、と。そしていろいろきくうちに、解説をしてくれる。
まるでブティックで、この服、素材は?とか、サイズありますか?とか、どういう風に着こなせばいいかしら?
なんて話をしているようで。
店員さんと話しているうちに、ケースに入っている物体はパンで、実はアンパンで、あんこはこんなのが入ってるんだとか、食パンは豆乳でこねてあって油脂は入っていないのだとか、正体がわかってくる。
すごく不思議な感覚。

店員さんにほとんど全部のパンを説明していただいて、あんぱんと、バターが30%入ったリッチな食パンと、アーモンドのごろごろっとはいったクロッカン風のパンと、フランス生地に細かく切ったバターを混ぜたというパンなど、いくつかピックアップしてもらって買った。袋もブティックのように洗練された感じの袋。

そして店を出ると、昔から変わらずそこにあるような魚屋さんが目に飛び込んでくる。
吉祥寺という街は、生活感そのもの、というお店と、中央線がはぐくんだチャレンジャーなお店が入り混じって、時を経るうちに独特の雰囲気をかもし出している。
この店も、また新たなチャレンジャーなのかな。
中央線的な泥臭さは感じられない洗練さがまた不思議だけど、また2度、3度訪れるうちに、また不思議な空気になっていくんだろうなぁ。

パン。とてもいい素材を使った丁寧なつくり。おいしかった(^~^) アーモンドのは、気に入ったなぁ。カラメルが苦みばしってたっぷりかりっとかかっていた。
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