(内容)
一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。
体調を崩してたりして読書ペースがなかなか上がらなかったが、ここに来てようやく回復傾向にある。
年末に読んだ「殺人鬼フジコの衝動」の続編。
前半はなかなか続編と感じ取ることが出来ず苦労したが、中盤以降はサクサクと読み進めることが出来た。
グロさは前作の方があるけど、支配や洗脳といった心理面での怖さはこちらの方が感じることが出来る。
登場人物には一人も共感出来ず、胸糞悪さだけが残るイヤミス。
そして、エピローグで「えっ!…」と衝撃を受ける。
続編を思わせるような終わり方も気になる。
面白いけど好きではない。
★★★☆☆
一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。
体調を崩してたりして読書ペースがなかなか上がらなかったが、ここに来てようやく回復傾向にある。
年末に読んだ「殺人鬼フジコの衝動」の続編。
前半はなかなか続編と感じ取ることが出来ず苦労したが、中盤以降はサクサクと読み進めることが出来た。
グロさは前作の方があるけど、支配や洗脳といった心理面での怖さはこちらの方が感じることが出来る。
登場人物には一人も共感出来ず、胸糞悪さだけが残るイヤミス。
そして、エピローグで「えっ!…」と衝撃を受ける。
続編を思わせるような終わり方も気になる。
面白いけど好きではない。
★★★☆☆