(内容)
呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存、病巣も消え去っているという。同様の保険金支払いが続けて起きており、今回で四例目。不審に感じた夏目は同僚の羽島と調査を始める。連続する奇妙ながん消失の謎。がん治療の世界で何が起こっているのだろうかー。
読書メーターに登録してキリのいい350冊目。
「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品。
この手の医療系のミステリーは難解で理解しながら読むことになるのでどうしても時間がかかってしまう。
全体的には面白くて興味深く読むことが出来た。
医学的な説明も適度でなかなかわかりやすかったと思う。
後半にはどんでん返し的な展開もあって、ミステリーとしてはなかな面白いと思う。
ただ一つ残念なのは動機についてが弱過ぎる気がすること。
まあ、犯罪に手を染める動機なんてそんなものかもしれないが、小説としてはやや不十分だと思った。

★★★☆☆
呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存、病巣も消え去っているという。同様の保険金支払いが続けて起きており、今回で四例目。不審に感じた夏目は同僚の羽島と調査を始める。連続する奇妙ながん消失の謎。がん治療の世界で何が起こっているのだろうかー。
読書メーターに登録してキリのいい350冊目。
「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品。
この手の医療系のミステリーは難解で理解しながら読むことになるのでどうしても時間がかかってしまう。
全体的には面白くて興味深く読むことが出来た。
医学的な説明も適度でなかなかわかりやすかったと思う。
後半にはどんでん返し的な展開もあって、ミステリーとしてはなかな面白いと思う。
ただ一つ残念なのは動機についてが弱過ぎる気がすること。
まあ、犯罪に手を染める動機なんてそんなものかもしれないが、小説としてはやや不十分だと思った。

★★★☆☆