Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

朝が来る

2016-07-06 12:39:53 | 読書
(内容)
「子どもを、返してほしいんです」
親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。
電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。
子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。

辻村深月の作品は以前、評価の高かった作品を読んだけど、あんまりピンと来なかったので、自分には合わないのかなあ?と思っていた。

でも、昨年発売されたこの小説はかなり良さげだったので、ずっと読んでみたかった。

図書館の予約などでこの時期にようやく読めた。

しかも、今、ドラマがやってるらしい。

特別養子縁組という難しいテーマを題材に、それに関わる人たちのことが描かれている。

感想は…とにかく良かった!

全体の構成も素晴らしいし、人物の描写もよくイメージ出来る。

そして、何よりエピローグが良かった。

本屋大賞5位なんて、もったいないなあ…

今年のベストブック上位に挙がるくらい、良かった。



★★★★★