(内容)
勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。
元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。
しかし翼は弁護士に何も話さない。
吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。
生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に、刻一刻と少年審判の日が迫る。
薬丸岳の小説は「友罪」に続き2冊目。
読友さんからのオススメもあり、読んでみたかった。
相変わらず重く難しい少年犯罪の話。
でも、自分だけはそんな親になるわけがない、なんてことはあり得ない。
だから、読んでて少し怖くなった。
でも、気づかされる部分も多くあった。
やはり、家族というのはお互い支え合って行かなければならない。
特に子を持つ親として、ちゃんとした自信と愛情を持たないといけないと痛感させられた。
「物事の良し悪しは別として、子供がどうしてそんなことをしたのかを考えるのが親だ。」という言葉に感銘を受けたと同時に身の引き締まる思いがした。
なんか、反省文みたいになったけど、小説として面白かったと思う。
★★★★☆
勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。
元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。
しかし翼は弁護士に何も話さない。
吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。
生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に、刻一刻と少年審判の日が迫る。
薬丸岳の小説は「友罪」に続き2冊目。
読友さんからのオススメもあり、読んでみたかった。
相変わらず重く難しい少年犯罪の話。
でも、自分だけはそんな親になるわけがない、なんてことはあり得ない。
だから、読んでて少し怖くなった。
でも、気づかされる部分も多くあった。
やはり、家族というのはお互い支え合って行かなければならない。
特に子を持つ親として、ちゃんとした自信と愛情を持たないといけないと痛感させられた。
「物事の良し悪しは別として、子供がどうしてそんなことをしたのかを考えるのが親だ。」という言葉に感銘を受けたと同時に身の引き締まる思いがした。
なんか、反省文みたいになったけど、小説として面白かったと思う。
★★★★☆