三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

整骨院

2012-10-16 10:25:31 | 日記

 万年肩こりが酷く、最近では腕もしびれ寝ても疲れが取れずっていうか常に体がダルく、一念発起(大袈裟な)して整骨院へ通う事にしました。

 3回目の昨日、骨盤矯正をば。

 この際ですからね。

 

 この整骨院、骨を矯正するさいパキパキッと鳴らすタイプの整骨なんですが。

 首とか背骨とか、めっちゃ鳴るんだよねぇ。

 初回、首を鳴らされた時、命獲られるかと思ったね。(嘘)

 痛くはないんだけど、ちょっとだけ緊張しちゃいます。

 で、昨日の骨盤矯正。

 

 首の矯正が終わった後

 「じゃあこちらに座って~、はい右手をどうのこうの~」

 と指示されていて、ふと気付くとセンセイが二人に。

 え?え?二人がかり?何されるの?!

 と若干パニクってるうちに何かされ(あんま覚えてない)

 「じゃあ今度は横になって~」

 と言われ横になったら、何やらすごい衝撃が。

 ひぃぃ!

 と思う間もなく

 「はい、今度は反対ね~」

 再び衝撃。ひょえぇぇ!

 

 痛くはないんですよ、不思議と。

 そうだよね、痛めつけてるんじゃなくて、治療してんだもんね。

 終わった後は、腰の稼働域も広がってたし。

 うーん、不思議。

 

 でもちょっとビビった。

 ただ横になってされるがままになってただけなのに、何故か汗びっちょりでしたとさ。なはは

 

 

 早く体が真っ直ぐになるとイイなぁ~(あちこち歪んでるらしい)


ねらわれた学園<眉村 卓>

2012-10-14 12:26:41 | 
ねらわれた学園 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

 

 ジュブナイルSF小説の王道(でヨイのかな)、『ねらわれた学園』 でございます。

 何度も映像化されているらしいでございますが、今更初読みでございます。

 

 

 

 

 

以下、ネタバレあり!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 読み応えがさらりとしていると感じてしまったのは、もう私が少女ではないからなのでしょうか。。。

 テーマとか設定とか結構壮大なのに、なんかあっさりしてるっていうか。

 まぁだからこそ何度もリメイクされるのかもしれないけど。

 

 

 なんだろなー、だって京極氏あっさり 「僕は未来から来ました。これこれこういう理由により、過去を変えます」 って言っちゃうし。

 超能力も最初っからハッキリ超能力だし。

 もっと 「なんなの?えぇ?なんなの?!」 って感じかと思ってたので。。。

 その辺の含みが、さらけ出過ぎてるんだよねぇ。

 と感じる、と。

 

 しかしまぁこれが1973年に刊行されている事を考えるに、当時はずいぶん衝撃的だったんでしょうな。

 「えぇ?!超能力ぅ?!わっ、すご!!こわ!!」 みたいな。(←なんか感じ悪くなっちゃったけど、悪意ないっすよー)

 

 

 そうか、この話って時代が経っても、なんかこねくり回す事できるんだ。

 自分の頭の中で、自分の好きなように。

 そこが面白みなのかも。むふ

 そうかーーーー。。。(←なんかハマッたらしい)


悼む人 上・下 <天童 荒太>

2012-10-14 11:08:15 | 
悼む人〈上〉 (文春文庫)
天童 荒太
文藝春秋
悼む人〈下〉 (文春文庫)
天童 荒太
文藝春秋

 

 うーんうーんうーん、なんか不思議な話だったなー。

 

 『悼む人』 は 『悼まずにはいられない人』 なんだよね。

 宗教とか思想とか哲学とか、ではなく。

 ただ 『悼む』 と。

 だから誰かの救いになったりもすれば、嫌がられたりもする、と。

 

 うーん、でもこの悼む人って、不健全じゃないかなぁ。

 いや確かに読んだ後は救いを感じましたよ、物語に。

 でもよくよく考えてみると、なんだか不健全だなーって。

 

 多分物語の中でもそうだったように、悼む人をどう感じるかは人それぞれだしそれでイイって事なんだろうから。

 まぁ私の中では、悼む人は不健全な人って事に落ち着いてしまいそうです。

 

 


往復書簡 <湊 かなえ>

2012-10-10 12:32:06 | 
往復書簡 (幻冬舎文庫)
湊 かなえ
幻冬舎

 

 

 

 大人気、湊かなえ氏でございます。

 この本も、中の1話が映画化ですな。

 熱いゼ、湊かなえ。

 

 この人の本はいつもダークネスなので、ちょっと今の気分じゃないけどなぁと思いながら読んだところ、意外にサラリでした。

 まぁそれが賛否両論を呼んでいるようですが。

 一応ミステリっぽい展開もあり、最後は「おーそうだったのね」というネタばらし的なものもあり。

 そのオチが衝撃的なものではなく、むしろ爽やか、いやハピネスですらあるのです。

 意外~。

 

 

 

 以下、ネタバレあり!!!

 

 

 

 

 10年後の卒業文集は、えっちゃん@千秋と見破る方法が、どこか途中にあったのでしょうか?

 途中、不穏になりかけたけど、ラストは爽やか~。

 

 20年後の宿題は、ちょっと強引ではなかですか。

 リえ@りえってのが。。。

 まぁ手紙だからできる仕掛けだったのかしらん。

 

 えーと、あと遠距離恋愛の話は…なんだっけな

 微笑ましかった事くらいしか覚えてないぞ

 ラストはまぁハッピーなんですが、あれって時効すぎてたってこと?

 

 とまぁそんな感じで。

 読みやすさは相変わらず。

 ダークネスじゃない湊氏も期待ですよー。むふふ

 もちろんダークサイドも。

 


新世界より(アニメ) 第1話

2012-10-09 13:55:32 | アニメ

 いよいよ始まりましたな、新世界より。

 貴志祐介サマのあの壮大な世界観を、たった何度かのアニメ(何クールあるのか知らんが)でどう表現するのか。

 楽しみでゴザイマス~~~。

 祭ですよ、祭。

 

 で第1回。

 なかなかヨイではないですか~。

 音楽が良いのですよ、多分。

 雰囲気たっぷりで。

 穏やかなのに不穏。

 ステキざーまーすー!!

 

 お母さんの声が鷹野三四(@ひぐらし)なのも、不穏感を煽りますぅ~。(って私だけ?)

 

 

 しかしあれ、本読んでない人にもすっと分かるんかいな。

 なんだっけ、祝霊(だっけ?)とか


僕のエア <滝本 竜彦>

2012-10-05 08:24:13 | 
僕のエア (文春文庫)
滝本 竜彦
文藝春秋

 

 ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッジが割と面白かった記憶のある滝本氏です。

 ずっと書いてらっしゃらなかったんですね?

 

 設定と文体はラノベ的ですが、これはエンタメ的作品ではないと思う。

 

 

 

 

以下、ネタバレあり!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうそう滝本氏ってこういう文体だったよなー。

 ネガティブにハイテンションだぜこの野郎!って感じ。

 

 エアの言動、峰岸さんの禅的恋愛観(?)、この世はすべて幻覚だと思っちゃえばイイんだぜという世界観、どれもこれも独特で。

 めくるめく滝本ワールドですたい。

 

 が、エアの消え方とか唐突じゃないすか。

 オチもついてんだかどうなんだか。

 

 軽いぜコンチクショウ的文体に惑わされますが、これって実は暗~~~~い私小説的な感じなんだろうか。

 エンタメ的小説ではなくて。

 うむ、そうなのかもしれない。

 そうか、新しい形の純文学なんだね。

 きっと100年後とかに称賛されちゃったりするのかもね。