三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

ぼくは落ち着きがない <長嶋 有>

2012-03-18 12:16:05 | 

 なんか長嶋さんぽくなかった。

 いや、特に何も起こらないのは長嶋さんぽいのかな。

 そしてなんか文体に中々馴染めなかったのは、熱があったからかしらん。

 

 マイナーな図書部、部室は図書室の一角にべニアで仕切られただけの空間。

 でもコンロあり、マイコップで飲食可。

 うわ~~~イイなぁ~、という感じであります。

 そこに住みたいよ(笑)

 

 ストーリーはまぁ図書部員のあれやこれやで、ホントに何気ない彼らの日常なので、もぅココで書いても仕方ないんでアレですけど。

 なんというか、微笑ましい。

 と思うのは、オトナになってしまったからなんでしょうか。

 部員同士のいざこざ、文化祭、似たような別の部とのいがみ合い(でも楽しそう)、友達の突然の引きこもり、足りないコトバ。

 どれもがキラキラしているではありませんか。

 

 多分この空気を味わいたくて、また読んでしまいそうな物語でした。

 

 ところで金子センセの書いた 『僕は落ち着きがない』 を、読みたいっす。

 あと写写丸って?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは落ち着きがない (光文社文庫)
長嶋 有

光文社



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