なんか長嶋さんぽくなかった。
いや、特に何も起こらないのは長嶋さんぽいのかな。
そしてなんか文体に中々馴染めなかったのは、熱があったからかしらん。
マイナーな図書部、部室は図書室の一角にべニアで仕切られただけの空間。
でもコンロあり、マイコップで飲食可。
うわ~~~イイなぁ~、という感じであります。
そこに住みたいよ(笑)
ストーリーはまぁ図書部員のあれやこれやで、ホントに何気ない彼らの日常なので、もぅココで書いても仕方ないんでアレですけど。
なんというか、微笑ましい。
と思うのは、オトナになってしまったからなんでしょうか。
部員同士のいざこざ、文化祭、似たような別の部とのいがみ合い(でも楽しそう)、友達の突然の引きこもり、足りないコトバ。
どれもがキラキラしているではありませんか。
多分この空気を味わいたくて、また読んでしまいそうな物語でした。
ところで金子センセの書いた 『僕は落ち着きがない』 を、読みたいっす。
あと写写丸って?(笑)
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ぼくは落ち着きがない (光文社文庫) |
長嶋 有 | |
光文社 |
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