三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

SOSの猿<伊坂 幸太郎>

2012-12-17 11:38:50 | 
SOSの猿 (中公文庫)
伊坂 幸太郎
中央公論新社

 

 記念すべき、今年100冊目に選んだのは伊坂さんのコレ!

 ちょっと前に買ったけど、100冊目にと思って温めてたのだー。

 

 しかしまぁ、にんともかなりオカシげな話でありましたなぁ。

 なんじゃーこーりゃー、っていう。

 競作(?)の五十嵐大介氏の 『SARU』 も気になるところであります。

 

 

 以下、ネタバレあり!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 うーんなんだろ、ホントに不思議だった。

 なんで孫悟空?!みたいな(笑)

 

 『私の話』 と 『猿の話』 が交互に展開されるわけですが、前半の 『猿の話』 は遠藤君達に向けて話されていた、孫悟空の予知話って事だったのねぇ。

 その認識でもって、もう一度読み返したい。

 

 田中氏(中田氏か)の隣の部屋で起こした騒ぎが、株の誤発注に繋がるというのは、いくらなんでもデキすぎだと思う。

 なのでやっぱりあれは、眞人君の中に孫悟空が居たんだと私は思う。かな。

 先を見通せる力を持った孫悟空だったからこそ、あの部屋で騒ぎを起こすことを思いついたっていうか。。。

 

 

 

 変な話だったなぁー、という印象が強すぎて、今のところ私の中で伊坂作品の上位ではないですが。

 何度も読み返したら、また違う味わいがありそうな気がします。

 スルメ的な・・・

 

 

 

 



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