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SOSの猿 (中公文庫) |
伊坂 幸太郎 | |
中央公論新社 |
記念すべき、今年100冊目に選んだのは伊坂さんのコレ!
ちょっと前に買ったけど、100冊目にと思って温めてたのだー。
しかしまぁ、にんともかなりオカシげな話でありましたなぁ。
なんじゃーこーりゃー、っていう。
競作(?)の五十嵐大介氏の 『SARU』 も気になるところであります。
以下、ネタバレあり!!!!
うーんなんだろ、ホントに不思議だった。
なんで孫悟空?!みたいな(笑)
『私の話』 と 『猿の話』 が交互に展開されるわけですが、前半の 『猿の話』 は遠藤君達に向けて話されていた、孫悟空の予知話って事だったのねぇ。
その認識でもって、もう一度読み返したい。
田中氏(中田氏か)の隣の部屋で起こした騒ぎが、株の誤発注に繋がるというのは、いくらなんでもデキすぎだと思う。
なのでやっぱりあれは、眞人君の中に孫悟空が居たんだと私は思う。かな。
先を見通せる力を持った孫悟空だったからこそ、あの部屋で騒ぎを起こすことを思いついたっていうか。。。
変な話だったなぁー、という印象が強すぎて、今のところ私の中で伊坂作品の上位ではないですが。
何度も読み返したら、また違う味わいがありそうな気がします。
スルメ的な・・・
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