若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
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日日を豊かに遊び心

沖縄=森口豁さんの戦い

2008-04-16 | 沖縄問題
森口豁さんのHPより。
http://www.cyber-rabbit.com/katsu/
森口さんは明治大学のリバティアカデミーの後期に5回講義が内定しています。
http://www.cyber-rabbit.com/katsu/appeal.html
 
緊急アピール 2006.2/11

沖縄版アブグレイブ事件
辺野古で信じられないことが起きています。抗議を !

森口 豁  (フリージャーナリスト)
近田 洋一 (フリージャーナリスト)


 沖縄県名護市辺野古では日米両政府の合意のもとに新たな海上基地建設の計画が進んでいます。
 地元の住人 (オジー、オバー)ら 県内外から集まった人々が抗議、工事をストップさせています。
 こんな中、キャンプ・シュワブ基地と民有地を隔てるフェンスのこちら側で、あのイラク・アブグレイブ刑務所のような屈辱的な暴行事件が起きています。  
 さらに今月2日には集落内で女性に対するレイプ未遂事件も発生しています。伝えたのは沖縄2紙と地元放送局だけ。本土メディアは一切報道していません。
 メールで、ファックスで、集会ビラに増刷して配るなど、考えられるあらゆる方法で声を挙げ、広げ、沈黙のメディアに「報道せよ」と正当な圧力を掛けてください。イラク、沖縄、本土、世界の良心、自由と平和、子どもの未来が攻撃されているのです。
 ファシズムへのレジスタンスを ! 方法は非暴力・武器はあなたの「言葉」です。
 小鳥の足にそっと結んで大空へ放そう !
 NO PASARAN (決して奴らを通しはしない)

■事件(1)
 1月22日(日)午後7時ごろのことです。那覇空港で辺野古のビラを受け取った広島の青年が、浜を訪れたところ、米兵3人がジープで駆けつけ、もう1人の米兵も民間地域に乱入して、青年に次のような暴力を加えた。
 基地のフェンスに結ばれた平和メッセージの無数のリボンをナイフで切り落とすように脅し、実行させた。さらに青年を四つん這いにさせ、小突き回しフェンス付近の砂浜に書かれた「基地はアメリカに持って帰れ」の文字を消すよう命じた。その上青年に「SORRY」(ごめんなさい)と書かせた。約1時間、米兵は、震え屈辱と恐怖に怯える青年にゲラゲラ笑いながら暴行を続けた。
 青年は訴えている。「テレビに写らない沖縄がある」 「復帰はしたがここは戦後60年戦場だ」 「日本も戦場で、アメリカの植民地だ」

■事件(2)
 青年の訴えを受けた那覇防衛施設局は抗議文の受け取りを拒否、シュワブ基地司令官も抗議に対して「なかった」としらを切っている。
 こうした最中、2月2日に辺野古の集落で女性がまたもや米兵に襲われた。現場を通りかった人が発見、抗議したら殴り倒された。米兵は逃げ、レイプは未遂に終わった。女性が受けた心の傷は恐怖の記憶とともに生涯消えないだろう。

■メディアの沈黙
 恐ろしいことだ。イラク派遣の米兵の精神の荒廃が見える。ブッシュ・小泉関係のように、日本は言いなり、との考えが末端兵士に浸透していることを見る。そして本土政府どころか驚くべき本土メディアの無視。

■アピール
 沈黙は共犯者だ。一人ひとりの心の底に眠っている痛みに共感する力を信じ、覚醒させ、声を上げよう。
 辺野古の浜の有刺鉄線は、イラク全土に張り巡らされているそれと同じもの (当然、アブグレイブも) です。あなたの力を !

以上アマユウさんからの転載です。