[カタールドーハのスーク(市場)。中央の建物はイスラム文化センター。]
3月21日、LDS教会の高槻・茨木ワードが宣教師の発案で催した、「各国文化の夕べ」で中東の文化紹介とイスラム圏に対する私の思いを短く紹介した。
イスラム教徒(ムスリム)は世界の人口で占める割合が増加中である。アジア、特にインドネシアで増加しており、日本でも実習生・研修生の名で増えている。
イスラム教と教徒ムス . . . 本文を読む
12月9日、大阪十三(じゅうそう)で綿井健陽(わたいたけはる)監督の映画「イラク。チグリスに浮かぶ平和」を観た。全編を通じて痛々しい場面が続き、心が痛んだ。しかし、悲しくも優れたひとつの記録映画である。 . . . 本文を読む
[イスラエル軍による大規模空爆が続くパレスチナ自治区ガザの状況について、ジャーナリスト土井敏邦が7月10日、ガザ在住の人権活動家ラジ・スラーニ氏とスカイプを通じて、インタビューした。Asahi 中東マガジンより要約・転載]
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1990年代後半、ハンティントンの「文明の衝突」(1996年)を山口大学の授業(非常勤、英語)で取り上げたが、残念ながら数年後著者の懸念は現実となってしまった。それ以来、私は未知であったイスラムの世界を知る必要を感じて、中東のニュースに注目し、アラビア語を学び始めイスラム教にも関心を持つようになった。そして、イスラム教徒が読むクルアーンをも知っておかなければと思うようになった。
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知人の教会員できっての読書家芥野さんに、コーランを読んだ感想を依頼した。私たちはイスラム教徒についてニュースでよく聞くのに身近に感じることはない。彼らの聖典コーランはどのようなものなのだろうか。 . . . 本文を読む
私が以前から驚嘆し注目していた言葉がある。それは2009年2月15日、村上春樹がこともあろうにエルサレムで語った言葉である。その勇気ある声明に共感してやまないので、4年前のことであるが、ここに掲載しておきたい。 . . . 本文を読む
中東で大変動が起こりつつある現在、対イスラエル感情が悪化している一つの大きな原因はイスラエルでユダヤ人が入植地を拡大し続けていることにある。これはもちろんイスラエル / パレスチナ問題を膠着させ、悪化させている一大原因である。
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この10年に劇的な影響を与えた出来事(事件)は、2001年9月11日ニューヨークのWTCビルを襲ったテロを越えるものはない。米国は激怒し報復の戦争を急ぎ、対テロ戦争を正当化し、成果を強調する。しかし、... . . . 本文を読む