エジプトの政変を（media経由で）目撃して

2011/01/31 Egypt Revolution 2011

２月11日、エジプトで続いた大規模なデモによってムバラク大統領が辞任するに至った。私はこの18日間の経緯を、世界中の人々と共にメディアを通して目撃した。歴史上大変重要な出来事である。ある人は「歴史の教科書で将来第三次エジプト革命と呼ばれるのではないか」(栄谷)と書いている。

１月25日以来刻々と変わる情勢を私はTwitter で追った。BBCWorld, Aljazeera_TV, アラビア語講師の harukosakaedani　などが数時間毎にretweetを含めて最新状況を知らせていた。新聞は半日遅れの内容で、情報伝達の主役は Twitterや Facebook（海外）であった。また動画サイト YouTube も最新の状況を生生しく伝えていた。途中８日間の経緯をまとめているものがあったりしてこれも見ごたえがあった。

この度の出来事はエジプトが近代化、民主化に向けて大きく前進する可能性を感じさせるもので、今後民主的文民統治の国に大きく変化していくことを期待している。トルコのような世俗的政教分離の近代国家に。・・今回の政変は他の中東諸国やパキスタンのようなイスラム国家に、さらには中国にさえ影響を及ぼす可能性(Michael Anti. 中国のtwitter)を秘めている。私は個人的に言えばさらに長生きして世界の変貌を、大げさに言えば人類の行く末（進歩）を見届けたいと希望している。

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