サンバーバン S331B ハンドル交換 1/3

2020年07月05日 09時01分43秒 | 軽バンいじり

6月28日 (

ここ数日ずっと天気が悪くて、久しぶりに雨の日曜日になったこの日。

バイクに乗れないことを嘆いていた。

で、仕方がないから、ずっと懸案になっていた「あれ」を実行する!

「あれ」と言うのは、軽バンのハンドル交換!

自分が乗っているのは “スバル サンバーバン S331B”

この型式と「ハンドル交換」を検索ワードに入れて検索するも、出てこない。

諦めずに検索ワードを変えて探して探して探して・・・やっと1件見つけたそれは

およそ日本人が書いたとは思い難い文章で、抽象的過ぎる酷い説明文だった。

もしかしたら、自分と同じ考えの人がいるかもしれない。

この車種で初めてハンドル交換をしようとしている人がいるかもしれない。

僅でもその人の役になりたい!と考え、出来る限り細かく説明することを決断。

この1回では終わらなくなってしまったので、2回に分ける。

作業前に観た参考動画

 

 

さて、ハンドル交換に必要なモノ。

交換するハンドル、ハンドルボス、エアバッグキャンセラー。

工具はマイナスドライバー・ペンライト・ハサミ・ビニールテープ・ラジオペンチ。

続いて、車のバッテリーのマイナス端子を外し最短でも15分。心配なら30分放置する。

自分は30分放置後、作業にかかった。

 

 

 

次に刮目すべきはここ👇 の部分。

 

 

 

 

ハンドルには、このような穴が3カ所あいていて、中はこうなっている。

見づらいけど、矢印の所に1本黒い棒が見える。

 

 

 

 

その黒い棒をマイナスドライバーで奥に押してやる。

中から見るとこうなる。👇

 

 

 

 

するとエアバッグ部分がポコッと浮いてくる。

車についている状態で作業する場合、ハンドルロックは解除して

見やすい、作業しやすい位置にしてマイナスドライバーで、さっきの針金部分を奥に押す。

3か所つついてやるとこうなる👇

 

 

 

 

エアバッグとクラクションの配線がそれぞれ繋がっているので、それぞれを外す。

黄色いのはエアバッグの配線👇

 

 

 

 

真ん中の黄色い部分(矢印の部分)をマイナスドライバーでこじってやると

黄色い部分だけが浮き上がってくる。

 

 

 

 

配線を取り外す。

黒い配線がクラクションなんだけど、作業の様子を撮り忘れた・・・。

外しにくい場合はラジオペンチを使って、力加減をしながら外す。

 

 

 

 

ハンドルを水平にしてハンドルを固定しているボルト部分(芯)の真上になる部分に

マジックで印をつけておく。

 

 

 

 

ナットを緩めて、外さないでおく。

19mmのソケット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンドルを外す。

 

 

 

 

ボスを取り付ける。

 

 

 

 

さっきマジックで付けた印と、ボスについている印を合わせて取り付ける。

 

 

 

 

ナットを締め付けて固定する。(締め付けトルクを知っている人は、その通りに締める)

ぎゅうぎゅうに締め付けたらオモステ(👈 パワステの反対語)になってしまった。

加減が必要。

 

 

 

 


サンバーバン S331B ハンドル交換 2/3

2020年07月05日 09時01分29秒 | 軽バンいじり

6月28日(

 

エアバッグキャンセラーを付ける。

矢印のところの長方形の穴 2つにキャンセラーを差し込む。

 

 

 

 

 

 

 

元々付いていたクラクションの配線をそのままハンドルに付けようとしたけど

平端子が合わなかったので、ボスに付属してあった配線を繋ぐ・・・なんてことをしたけど

その場合、クラクションの線のカプラーを外して、ボスに付属していた別の配線を使うという手もある。

 

 

 

これはこれでゆるゆるだった。

電気さえ流れりゃいい!ってんで、テープにて固定。

 

 

 

作業時間約30分。

初めてなのに簡単にできてしまった!

 

 

 

エアバッグの警告灯が消えれば車検は通る。(ディーラー車検は無理かも?)

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しいことに不具合があった。

ハンドルをまっすぐにすると、左に寄っていくようになっちゃったので

ハンドルの角度を微調整にて修正。

 

左にウインカーを出して、ハンドルを切って戻しても

ずっと点きっぱなしになってしまった。

これはなぜだ?

 

つづく・・・


サンバーバン S331B ハンドル交換 3/3

2020年07月05日 09時00分35秒 | 軽バンいじり

さも上手いことハンドル交換できました♪  って書いてきたけど

実は、後日談がございまして。

ハンドル交換後、2日ほどたってからこの車を動かす機会があった。

目いっぱい左にハンドルを切って車を停めて、用足しをして

車に戻ってみると、エアバッグの警告灯が煌々と煌めいているじゃないですか⁉

原因はたぶんこれ👇 キャンセラーを突っ込む穴を間違えてた。

 

 

 

エアバッグキャンセラーを、本来 “長方形” の穴に突っ込むべきところを

丸い穴に突っ込んでいた。そのせいでハンドル切った時に動いたものと思われる。

カンがイイ方はもうすでに気が付いていることと思うけど、ひとつ前のログ(2/3)の

この画像を見たときに違和感があったはず👇

 

そう。エアバッグの警告灯が点いてんのよ。

ボカシてあるけど。(3つある赤い点の一番右端がそう👆)

しかしこれは参った。

車屋さんに持ってって、エラーをキャンセルしてもらわなければならんらしい。

一応、バッテリー外して10分くらい放置してみたけどダメだった。

足掻いてみたけど無駄だった。

無駄に出費がかさむ。

参った。

 

 

他の不具合は

ウィンカーを左に出した時、ハンドルをまっすぐに戻しても

ウィンカーが消えなくなってしまった。

だから逐一、自分で消さなければいけなくなった。

バイクじゃねぇんだからよぉ。

 

 

後はハンドルが遠くなってしまった。

じゃあ、スペーサーをかませりゃいいじゃん! とも考えたんだけど

スペーサーを挟めるだけの余裕がないのよ。

物差しがなかったから指を基準にしたけど、ハンドルを固定する部分は

およそ2cmくらいの長さしかない。

 

 

 

ショートボスでこれだからね。👇

 

 

サンバーバン S331B で、もしハンドル交換を考えてる人がいたら

今一度立ち止まって再考することをお勧めする。

(ハイゼットカーゴ 331v も同じだと思うよ?)