情熱の薔薇

天幕旅団主宰:渡辺望が傾ける様々な情熱。

「鳥バード」の情熱

2013-06-21 15:56:03 | 稽古場から・劇場から
さて、天幕旅団♯6「波よせて、果てなき僕らの宝島」、
絶賛稽古中でございます。

稽古して、台本直して、また稽古して、の日々。
ちょっとづつちょっとづつ進んでおります。

本番まで一ヶ月をきりまして。
物語はどっしりとダークな色を帯びてまいりました。
まだ深く潜っていきます。

稽古後も、作品について色々喋ることがある。
今回は人数も多いからか、わりとよくご飯を食べにいく。
「お腹すいた」隊長の渡辺実希。
最近、鶏肉をよく食している。
そんなみっきぃは今回、鳥の役。


天幕旅団♯6「波よせて、果てなき僕らの宝島」
@中野ザ・ポケット 2013/7/17(水)~21(日)

PC:https://ticket.corich.jp/apply/45300/002/
携帯:http://ticket.corich.jp/apply/45300/002/

絶賛予約受付中です。
よい席はお早めに。

「あっという間にいつの間にやら」の情熱

2013-06-03 00:34:29 | 稽古場から・劇場から
なんとまあ、あっという間に六月。
ついこの間、五月だと思っていたのに、ホントにあっという間。

世間はいつの間にやら梅雨入りし、
天幕旅団はいつの間にやら次回興行の稽古に入っております。



久しぶりに、稽古場に人がたくさん居るのです。
近年の天幕は、4~5人で作ることが多かったので、
その倍の人数で作る芝居は、手触りがなんだか違います。
大人数の作品が持つダイナミズムは間違いなくあって、
それはとても魅力的です。
逆に、人数が多くなると、細部が粗くなりやすい。
だから、いつもより注意深く、細かく細かく演出しなければと思うのです。

脚本も、改訂作業を進めています。
前の劇団をやっていた時の作品でして、初演は9年前。
内容も、大幅に手を入れることになりそうで。
先日、稽古をしていて、あるシーンで初演の時と同じ曲を使おうと
してみたのですが、どうもしっくり来ず。
改めて選曲をし直しました。

初演をなぞってもしょうがないなって改めて思った次第です。
今の自分達がやりたいこと、やれること。
それを追求していくべきなのだと思ったのです。


天幕旅団♯6「波よせて、果てなき僕らの宝島」
@中野ザ・ポケット 2013/7/17(水)~21(日)

PC:https://ticket.corich.jp/apply/45300/002/
携帯:http://ticket.corich.jp/apply/45300/002/

絶賛予約受付中です。
よい席はお早めに。

「弔いの鐘は祝祭の如く、初日あけました」の情熱

2012-12-21 13:11:41 | 稽古場から・劇場から
ずいぶんとご無沙汰です。
気がつけばもう年末。

天幕旅団♯5「弔いの鐘は祝祭の如く」、無事初日の幕があきました。

たくさん、もがいて苦しんで、そんな試行錯誤の末に生まれた今回の作品は、ホント、今まで見たことないような姿をしています。

クリスマスの華やかさとは裏腹な、じっとりと冷たい、不思議な空気。
是非、見て頂きたい。
いや、看取って頂きたいのです。

24日まで、深く深く、潜り続けます。
まだ、どの回もお席ご用意できます。

お待ちしております。


***************************

天幕旅団♯5
「弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く」

<出演>
菊川仁史 / 加藤晃子 佐々木豊 渡辺実希 渡辺望(以上、天幕旅団)

<会場>
劇場MOMO
(JR中央・総武線/東京メトロ東西線 中野駅徒歩5分)

<日程>
2012年12月20(木)~24日(祝)
12月20日(木) 19:30 【終了】
12月21日(金) 19:30
12月22日(土) 15:00/19:30
12月23日(日) 15:00/19:30
12月24日(祝) 12:00/16:00

<料金>
前  売   3300円
当  日   3500円
高校生以下  2000円(要学生証)

ご予約はこちらから!
PC→https://ticket.corich.jp/apply/40202/002/
携帯→http://ticket.corich.jp/apply/40202/002/

「回る、ぐるぐる回る」の情熱

2012-11-04 08:02:20 | 稽古場から・劇場から
さて、11月に突入。
早いなあ、今年ももう後二ヶ月か。

天幕旅団♯5「弔いの鐘は祝祭の如く」、稽古しております。
頭の中でぐるぐる考えて、
稽古場でもぐるぐる話し合って、
なんかそういう、ぐるぐるした感じです。

いつも、自分で設定したハードルを超えようと試行錯誤するのですが、
今回のハードルも、手強そうです。
劇場でも、ぐるぐるしたいなあと思うのです。

稽古後に、丸いもの食べました。


「おなかすいた」が、実希の口癖。
昨日は、「お好み焼きが食べたい。ソース味が食べたい。」だったので、お好み焼き屋さんに。
もう、あったかいモノ食べたくなる季節。
本番の頃には、もっと寒くなっているのか、とか思いつつ。
そういう、「時間」というものと向き合っている今回。

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天幕旅団♯5
「弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く」

<出演>
菊川仁史 / 加藤晃子 佐々木豊 渡辺実希 渡辺望(以上、天幕旅団)

<会場>
劇場MOMO
(JR中央・総武線/東京メトロ東西線 中野駅徒歩5分)

<日程>
2012年12月20(木)~24日(祝)
12月20日(木) 19:30
12月21日(金) 19:30
12月22日(土) 15:00/19:30
12月23日(日) 15:00/19:30
12月24日(祝) 12:00/16:00

<料金>
前  売   3300円
当  日   3500円
高校生以下  2000円(要学生証)

ご予約はこちらから!
PC→https://ticket.corich.jp/apply/40202/002/
携帯→http://ticket.corich.jp/apply/40202/002/

「ふわふわした探検」の情熱

2012-10-18 23:11:41 | 稽古場から・劇場から
さて、天幕旅団♯5「弔いの鐘は祝祭の如く」、稽古始まっています。

まだまだ、ふわふわとしたイメージの中を手探りで進んでいく感じ。
演出の方向性を稽古で色々と試し。
自宅ではPCに向かって、物語の行く先を探っております。

今回は、「クリスマス・キャロル」が題材。
18世紀~19世紀のロンドンが舞台。
90年に亘る長いスパンの物語を、ぎゅっと90分に凝縮して描きます。

当時の空気というか、時代感にどうにか浸れないだろうかと、あれこれ想像して。
想像するだけしかできないのだけれど。

ヒントにならないだろうかと、iPodの中からイギリスっぽいものを探してみたり。
なんだか、改めて聞くとすごく懐かしい。

これとか。
Boo Radleys Wake Up Boo!


これも。
Blur - Song 2 (HD Official Video)


あと、Oasisとかも。
当時は、かなり聞いてたなあ。


チケット発売は、今週土曜日から!
10/20 10:00~

天幕旅団♯5
「弔いの鐘は祝祭の如く」
2012年12月20(木)~24日(祝)

ご予約はこちらから!
PC→https://ticket.corich.jp/apply/40202/002/
携帯→http://ticket.corich.jp/apply/40202/002/



「またひとつ終わって、その次」の情熱

2012-10-11 17:54:19 | 稽古場から・劇場から
というわけで、七月末から稽古していた芝居がようやく終わり。
ご来場頂いたお客さま、ありがとうございました。

不思議の国のアリスをモチーフにした、オムニバス。
ウサギを追いかける主人公を演じた、ゆりえ嬢。



あ、衣装の写真がないや。
稽古後にご飯食べてるとこだ。

絵本の中のアリスを演じた、千智嬢。


あ、これも衣装ぢゃないや。
りほ嬢とみその嬢も打ち上げ中。

、、、芝居中の写真は取り忘れました。
かわいい衣装だったのに、残念。

さて、
ダンス教室の発表公演を芝居とコラボしたい、ということで企画を頂き、一本作ることになりました。
第一回目の打ち合わせは震災前だったので、結構時間をかけて実現した作品だったのです。

二十人の大人数芝居を演出するのは初めてで、よい経験でした。
人数の醸し出す迫力というのは、それだけでわくわくする。
天幕の芝居が少人数に向かっているのと真逆で、これはこれでアリだなと思ったのです。

普段、ダンスをやってる子たちなので、舞台上でセリフを言うのは学芸会以来という子も結構居て。
慣れないながらも一生懸命やってくれました。
でも、彼女たちが吐くセリフは、役者には吐けないような、素直な響きを纏っていて。とても素敵だと思ったのです。
ダンサーが言葉を操ることができるようになったら、きっと役者は太刀打ち出来ないだろうなあ、と考えたり。

ウエストエンドスタジオは、ホント久しぶり。ヤマト魂の西遊記の時以来なので、実に四年ぶり。
なんというか、小劇場の色がより濃いというか。懐かしかったです。

役者として出てないのも、ものすごく久しぶりで、自分が演出した芝居を客席から見るというのはかなりレアでした。
舞台上に自分がいないので、芝居が停滞し始めても何もできなかったりして、もどかしくもあり。
けど、作品を冷静に見られるので、よかったです。

気づけば、今年もあと二ヶ月半ほど。
天幕の年末興行の稽古も今週末から始まります。
天幕版「クリスマスキャロル」。
お金と約束の物語です。

お楽しみに。

「久々に緊張、何故か。」の情熱

2012-09-10 01:19:50 | 稽古場から・劇場から
まだ夏だ、終わっちゃいないぞ。
と、言われているかのような日差しの一日だった。



この気持ちのいい雲を、今年あと何回ぐらい見かけることができるだろうか。

さて、7月末から稽古していた芝居。
初通しでございました。

それでもまだ本番一ヶ月前。
奇跡的なことである。
僕にしてみたら。

でも、外部の演出作品だから、プロデューサーの言う稽古日程に間に合わせるしかない。
そんなわけで、初通し。

今回、ホントに久しぶりに、自分の演出作品で出演をしていないのだけれど。
何故だか通し前は、ものすごく緊張した。
自分が出る時は、やらなきゃいけないことがいっぱいで、緊張している暇がないのだな、と思ったのだった。

出来はまあ、惨憺たるものでしたが。
一ヶ月前だと、こんなものか、という感じ。

さあ、これを熟成させて、お客さんの前に出せる料理にしていくのだ。


十月のことだから、まだ先、と思われがちなのですが、
チケットの売れ行きが結構好調なようです。

公演回数が少ないし、直前だと売り切れてしまう可能性ございます。
どうぞ、ご予約はお早めに。

Growth with Laugh プロデユース
「Celluar Storys」

2012年10月6日(土) 14:00~/19:00~
       7日(日) 13:00~/18:00~

at:ウエストエンドスタジオ
(西武新宿線 新井薬師前駅 徒歩10分/JR中央線 中野駅 徒歩15分)

前売 2000円/当日 2500円 (全席自由)

↓チケットのご予約は、こちら↓
tenmaku-ryodan★hotmail.co.jp (★を@に変えて送信して下さい。)
お名前・ご来場日時・枚数・メールアドレスをお送り下さい。

「思い出話」の情熱

2012-08-28 23:33:53 | 稽古場から・劇場から
シーン稽古をしていて、鼻歌的に何か歌を歌うのがよいのでは、という話になった。

なんの歌がいいかなあ、と話していて、懐かしいアニメとかがいいんぢゃないか、と。

懐かしのアニメといえば、これだ。
絶対無敵ライジンオー op

ちょうどクラスも五年三組だった。毎週欠かさず見ていた。

因みに、これのエンディングテーマは、合唱コンクールでみんなで歌った。
ホウキギターとか持って。
懐かしい思い出である。
【HD】絶対無敵ライジンオー -地球防衛組応援歌-


共に稽古をしている高校生には、全くピンと来ないようだった。
覚えているアニメは何かと聞いたら、「おジャ魔女どれみ」だって。

「最強とは」の情熱

2012-08-22 22:25:05 | 稽古場から・劇場から
残暑、真っ盛り。
稽古も、真っ盛りである。

ダンスの振り付けも始まり、ダンサーさん達との合同稽古の機会も多くなって来た。



折角なので、ダンサーさん達にも台詞を渡してみた。
恥ずかしがるかなあと思ったら、わりと喋ることに対して積極的。
しかも、役者さんにはない素直さがある。
余計なことをしないというか、垢がついていないというか。
素敵なのである。

「動ける役者」か、「喋れるダンサー」か。
そうだったら最強だよなあ。

「天幕旅団♯4 全日程終了いたしました」の情熱

2012-07-24 10:44:46 | 稽古場から・劇場から


天幕旅団♯4「僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪」
全日程終了いたしました。

ご来場頂いた全てのお客様、関わって頂いたスタッフの皆様に感謝。

メンバーが4人になって最初の公演。
そして、メンバー4人だけの公演。

作品立ち上げの段階から、ゆっくり時間をかけて実験を重ねて。
濃密に関係性を積み重ねて作っていきました。

稽古を始めたのは5月、気がつけばもう7月が終わってしまいます。
いつの間にか夏だった、そんな感じです。

誰もが知ってる「白雪姫」の本歌取りということで、
行間にどんな物語を詰め込むか、頭をうんとこさ捻りまして。

最初に出てきたのは、「テーブル」のイメージでした。
白雪姫とコビトが、森の中の家でテーブルを囲んで食事をする風景。
これが、今回の物語の原点だったような気がするのです。

今まで書いてきた脚本は、わりと「事件」というか「何かが起こる」という
エピソードの方に興味があったような気がしていたのですが、
今はなんだか、「何も起こらないこと」「日常の風景」の方に興味があるのです。

繰り返す日常の、何も起こらないことが幸せな生活。
それが崩れていく残酷さ、についての物語だったような気がいたします。


さて、天幕旅団次回は12月。
21日から24日まで、中野・劇場MOMOにお世話になります。
そう、クリスマス公演です。
その時期にふさわしく、ディケンズの名作「クリスマスキャロル」を本歌取りします。
どうぞ、お楽しみに。

そして、メンバー4人は秋にそれぞれ外部客演しております。
渡辺実希は、中野ポケットで「リジッター企画」さんに、
佐々木豊は、シアターグリーンBASEで「ドットコメット」さんに、
渡辺望は、ウエストエンドスタジオで「Growth with Laughプロデュース」さんで脚本と演出を担当します。これには、加藤晃子が出演します。
是非、お時間ございましたらこちらも。

なにはともあれ、公演無事終了いたしました。
ありがとうございました。
今後とも、天幕旅団をどうぞご贔屓に。