社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



中西嘉宏『ミャンマー現代史』(岩波新書)を読む。



ひとつのデモクラシーがはかなくも崩れ去っていった。
――2021年におきた軍事クーデター以降、厳しい弾圧が今も続くミャンマー。
軍の目的は? アウンサンスーチーはなぜクーデターを防げなかった?
国際社会はなぜ事態を収束させられない?
暴力と分断が連鎖する現代史の困難が集約されたその歩みを構造的に読み解く。



1988年から現在までのミャンマー現代史をまとめた著作です。

1988年クーデターで軍事政権のトップに立ったタンシュエについては、
ベネディクト・ロジャーズ著/秋元 由紀 訳/根本 敬 解説
『ビルマの独裁者 タンシュエ』(白水社)
を読んでいたのですが、
ステレオタイプな軍事政権指導者という印象しか残りませんでした。

タンシュエ軍事政権下ミャンマーのレポとしては、
高野秀行『ミャンマーの柳生一族』(講談社文庫)を読みましたが、
これは読み物としては面白いのですが、
ミャンマーについてぼんやりと把握した程度でした。

2011年の民政移管から2016年総選挙でのスーチー政権誕生、
そして2021年クーデターと、メディアでニュースを追いかけることはあっても、
まとまった形で知識を整理する機会がありませんでした。

そんな中、手に取ったのが本書です。

軍事政権を一方的に軍を悪と断ずるわけでもなく、
スーチーを代表とする民主化勢力を賛美することもなく、
客観的に、冷静に分析しているところは、さすが学者さんです。

軍事政権では各省幹部ポストが軍人の「天下り先」になっていたこと、
スーチーを党首とする政党NLD結成時の中心人物が軍の元最高幹部だったりと、
支配エリートである軍人の存在が大きな位置を占めていることがわかります。
また、軍は一枚岩ではないこともわかります。

著者の中西氏は京都大学東南アジア地域研究研究所の准教授。
(「地域研究研究所」と「研究」が2つ続きますが、間違いではありません)

アウンサンスーチーは京都大学東南アジア研究センターの
客員研究員として来日していました。

東南アジア地域研究研究所は東南アジア研究センターの後身です。

次は『ロヒンギャ危機―「民族浄化」の真相』(中公新書)を読むことにします。
順番は逆になりましたが。

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東海ラジオで毎週月曜~金曜の21:40~50に放送されている番組、
SKE48♥1+1は2じゃないよ!』。



SKE48のメンバーが毎回2人ずつ登場し、ガチンコでトークバトルを行います。

先週は第40ラウンド「アレにあだ名をつけちゃおう!大作戦!」でした。




そして、番組終了後に収録された反省会動画が、
番組のYouTubeチャンネルで毎週火曜日に公開されています。

動画の長さはまちまちで、だいたい10分程度ですが、
ラジオ本編より長い回もあります。

メンバーの顔と私服を見られるので、この動画だけでも十分楽しめます。

それでは、6月19日~23日の反省会動画をご覧ください。

2023年6月19日(月)2じゃないよ!大谷悠妃vs荒野姫楓


2023年6月20日(火)2じゃないよ!石黒友月vs赤堀君江


2023年6月21日(水)2じゃないよ!倉島杏実vs中坂美祐


2023年6月22日(木)2じゃないよ!相川暖花vs菅原茉椰


2023年6月23日(金)2じゃないよ!松本慈子vs井田玲音名




東海ラジオで毎週土曜の19:00~20:00に生放送されている番組、
『SKE48♥1+1+1は3じゃないよ!』の反省会動画もご覧ください。

2023年6月24日(土)3じゃないよ!青海ひな乃vs上村亜柚香vs松本慈子





東海ラジオは(日曜以外)毎日SKEです。

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