大河ドラマをより楽しむ一冊、読む人の感性ですが人生にも何か示唆与えてくれそうです。
「信長 秀吉 家康─勝者の条件敗者の条件」津本 陽、江坂 彰、講談社
日本のいやな面だが、絶対に傑出したリーダーは、やはり最後まで生き残れないのですね(p83)
日本で生き残るのは、やはり配慮の人でしょうか。
いわゆる人たらし。
組織の中で、人心を掌握し、神輿に乗って勢力を広げることのできる人です。
人を動かす技術、これはこれで、たいへんな能力と言えるのでしょう。
サラリーマンで偉くなりたい人にはやはり、秀吉・・・
特にサラリーマンで、大組織で偉くなっていくために
一番大事なのは、人間関係をうまくやること、いい上司と
出会えることだから、それには秀吉がぴったりです(p233)
次の・リーダーとは、自らの進むべき方向にグランドデザインを持っていること。
そしてそれを持続する意思があること。
世界の流れをとらえる鋭い嗅覚があり、それに向って返り血を浴びるのを覚悟で
進んでいく人である(p31)
・信長の戦法でまず挙げるべきは「情報」の重視である(p39)